2019年7月10日掲載

建築家高橋一平氏、マレーシアを訪問
建築関連フェスティバルなどに参加

国際的に活躍する新進気鋭の建築家である高橋一平氏が国際交流基金クアラルンプール日本文化センター (JFKL)の招きに応じ、6月21日から24日までの日程でマレーシアを訪問した。
 高橋氏のマレーシア訪問は建築関連の展示会である「 Built Environment: An Alternative Guide to Japan」開催に合わせてのものだ。
 「 Built Environment: An Alternative Guide to Japan」はJFKL、 REXKL、マレーシア建築家協会:Persatuan Arkitek Malaysia (PAM) 、在マレーシア日本国大使館の共同開催で、高橋氏は地元建築家、地元大学生、一般市民をターゲットにしたイベントに参加した。
 クアラルンプール建築フェスティバル2019( KLAF2019)内のイベントであり PAMセンター内で6月22日に開催された「A2D2 Shelter: Awas!」のオープニングセレモニーでは地元建築家たちに、東日本大震災後の街の再建をテーマにしてレクチャーした。
 そして6月23日には ソフトローンチしたばかりのREX KLで開催された「Built Environment: An Alternative Guide to Japan」と題した展示会のオープニングセレモニーに出席し、REXKLの共同創業者である Shin Chang 氏とShin Tseng氏と共に、コミュティ作りへの建築の役割について語った。
REX KLはチャイナタウンで1947年に建設されランドマークとして親しまれた映画館だったRex Theatreを全面改修し新たなチャイナタウンのコミュニティスペースとして再建された。Rex Theatreは1970年代に焼失したあとで再建され、2002年の映画館廃業後は2007年にホステルに再利用されたが、同じ年に火災が発生し宿泊客にも犠牲が出たあとは少数のテナントが入居するだけで、往年のランドマークとしての輝きは失われていた。

6月22日の「A2D2 Shelter: Awas!」のオープニングセレモニーで地元建築家たちに、東日本大震災後の街の再建をテーマにレクチャーする高橋氏

6月23日のトークセッションで高橋氏(写真中央)はUCSI大学のTeoh Chee Keong副教授(左1)、REXKLの共同創業者であるShin Tseng氏(右2)、Shin Chang氏(右1)と共に、コミュティ作りへの建築の役割について語った

6月24日にテイラーズ大学で学生たちにレクチャーする高橋氏(右2)

高橋氏のレクチャーに学生たちは強い感銘を受けた様子だ