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Kuma  2018年7月12日号掲載

コラム  お元気ですか?いつもしょーもない連載に目を通していただきありがとうございます。そろそろ連載も大詰めという訳で、オッサンのマレーシア留学記のまとめを意識した内容を記していきたいと思います。

で、何を学んだかというと・・・
 ・・・とは言ってもこんな性格なので、ワタクシが専攻した国際経営学の、ま、なんちゅ〜か、個別的な内容については省略しますね。まあ敢えて言いますと、とにかく経営学にまつわる数多くの理論、メカニズム、そしてグローバル時代におけるサプライチェーンのことや、文化的差異が国際的な経営に与える心理学的な影響にまで多少踏み込んで学びまくりましたね。あとこういう時代なので、インターネット、SNS、第四次産業革命なんてキーワードは、特に応用的な科目ではバンバン出てきました。
 まあ、この点をオッサンが大学で専攻していた経済学とこの度の(国際)経営学との違いで考えると、経済学についてはメカニズムの解明を“証明”する気構えで取り組むぞ〜って感じなのですが、経営学の方は、あまり“証明”に重きを置かないで、代わりに実際に起きている現象を分類、体系化を試みてみんなで一緒に整理していこうや、みたいな感じのノリですね。

もっとわかりやすく説明すると・・・
 ・・・で、これを敢えて“お笑い”で例えると(こんな例えで良いのか?)、経済学では、その一連のネタがなぜ面白いのかを、各場面の客席の心理状態と照らし合わせて“深掘り式”に解明していくことに熱心な感じだと思います。でも、経営学の分野では、このネタがノリツッコミなのか、ボケツッコミなのか、あるいは関西と関東芸人の違いはどこになるのか、サンドウィッチマンの人気と好感度との関係をどう考えるか、などと割と“俯瞰的に”整理していこう、といった感じになります。え?「ちょっと何言ってるかわかんない」ですか(笑)?
 要は、この芸人がなぜ面白いかを正攻法で分析する力がとても身に付くようになります、ということです。でも、、でも、そんな理屈が身に付く一方で、それは同時に「決してあなたがダウンタウンみたいに面白くなれる訳ではありませんよ!」ということでもあります。まあ、さながら、儲かってる仕組みは解明できるが、アンタが儲かれるとは誰も言ってないけどね。」っていう学問でしたね。

でも一方で、こんなことが身につきます
 でも、一方でホントの意味で役立つのは、そういうことではなかったですねえ。むしろ、それらを通じて、“社会構造の舞台裏”に触れられる感覚にあります。世の中にはなぜか国境があり、多国籍企業たちはそれらをどのように活用しているのか、実社会における表面上の国家の役割と、舞台裏における巨大企業や富豪たちとの真の力関係、有体物を産出するこれまでの巨大企業(トヨタなど)と、知的財産など無体物を産出する巨大企業(グーグルなど)台頭の背景など・・・まるで見方を変えると陰謀説や黒幕暗躍説に繋がるような視点が滅茶苦茶身に尽きます。
 だから留学を終え、帰国後は代わり映えのしないジミ〜な生活を送っているワタクシですが、世の中の見え方は全く異なっていますねえ。 まあ、信じるかどうかはアナタ次第ですが(笑)。

やっぱSNSの存在は大きいかな?
 そんなこともあり、今では私の頭の中も“器質的”に変化しちゃいました。かつて脳裏に去来する人間関係と言えば、民族・地理(職場・近所)的な同質性のある人たちが大半を占めていましたが、今は例え帰国しても、相対的にこれらをともに学んだ各国からのクラスメイトや、現地で知り合った知人に親和性を感じるようになってしまいますねえ。こういった現象も一昔前であれば、所謂“去る者は日々に疎し”という感覚で、日常に追われる中で次第に薄れていくものだったんだと思います。でも、SNSの発達した現在では、そのような障害も一気に超越しちゃって、むしろ互いの近況を頻繁に気にかけて伝え合うことができる環境にあります。
 確かに金銭的にも充足していかないと生活はできない、でも、決して綺麗ごとではないですが、精神的には物凄く貴重な財産を授かったと思いますねえ。


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Kumaさんをダチョウに乗せたいと・・

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クラスメイトと出かけた時の写真(右上がワタクシ)

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こんな純心なオッサンに水たばこを薦める悪友(?)