K・K 2018年7月4日号掲載

 

夏休み、ちょっと足を伸ばしてティオマンへ!

ピックアップ  待ちに待った夏休みが間もなく到来!旅行先をご検討中の皆様も多いことでしょう。 今回は、ぜひ一度は訪れたい、マレー半島東岸のティオマン島をご紹介いたしましょう!

アンタッチャブルな自然の残る美しい島の理由は!?
 昨今、マレーシアの島々の水の透明度が下がり、汚染が進むなどの報告を頻繁に伺うところ。こちらのティオマン島は、昔ながらの自然の残る美しい島として知られています。その理由はズバリ。近くて遠い島だから。 マレーシアの東海岸の沖合に浮かび、KLからは約300キロに位置するティオマン島。KL近郊から訪れる際の行程は以下の通り。
・まずはバスまたはマイカーでドライブすること5〜6時間、ティオマン島行きフェリー乗り場(メルシン港、またはタンジュン・ゲモ港)へ向かいます。長時間ドライブもさることながら、高速道路の利用は途中までで、くねくねカーブの山越えルートを通らなければなりません。車酔いをしやすい方にはかなり苦しい道のりです。
・フェリー乗船時間はおよそ2時間でティオマン島へ到着しますが、お天気がよくても、このフェリーがかなりの揺れ。船酔いしやすい方には、こちらもかなり苦しい行程です。
・ティオマン島へ到着後、送迎車等で滞在先へ移動。移動時間は滞在先によります。
 上記のとおり、フェリーの待ち時間や、島到着後の移動時間などを加味すると、全行程10時間ほど。まさにこの不便さが、島の美しさを保っていると言えるでしょう。

抜群の透明度!桟橋付近の水の美しさにテンション上がる
 早朝5時に自宅を出発してティオマンへ向かった記者。午後2時過ぎに島へ到着したときには、山道と激しいフェリーの揺れにフラフラになっていました。ところが、下船して桟橋を歩き始めた途端、その疲れが吹き飛びます。海があまりにも美しく、キラキラと光る海面の下には、波打つ海底の白い砂がはっきりと見えるではありませんか!記者以上に船酔いに苦しんでいた人々の間からも歓声が上がり、彼らの表情も顔色も一瞬で明るいものに。ティオマン島の魅力は、島到着1分後から味わうことができます!

島内の移動
 島内の移動は、基本は徒歩。またはホテル周辺等に駐車している四駆を利用します。お値段は運転手さんらとの交渉で決定。台数に限りがあるため、同ホテルに滞在する方で行き先が同じ場合は、乗り合い方式で向かうと合理的で、荷台合わせて10人以上乗車可能です。

メインストリートとレストラン
 島内で土産物などの買い物をしたいとき、ホテル以外で食事をしたい場合には、“メインストリート”と呼ばれるABC村へ。免税店や万屋さん、新鮮な魚介類を扱うシーフードレストランが2軒並びます。「はるばる遠く離れたところにやってきたのだなあ」との感慨が改めて沸き起こる、のんびりとしたメインストリートです。さて、レストランの料理はいずれもシンプルなマレー料理。何よりも新鮮さに舌鼓を打つことができ、滞在中何度訪れても飽きることがありません。

熱帯雨林のジャングルを駆け抜ける
 ティオマンの魅力、それはなんといっても手つかずの大自然。リゾート用に開発された一部の地域を除くと、熱帯雨林のジャングルで覆われています。前述の四駆の乗合タクシーで、観光ならぬ“駆け抜ける”ことができます。島南側に位置するカンポン・ムク(ムク村)にある“ムク滝”もオススメスポット。暑い日でもこちらの水は驚くほどの冷たさ。「えいっ!」と心を決めてダイブすると、心も体もリフレッシュ!大自然の偉大さを痛感します。

カヌー用の樹は“鼻”?
 ジャングルを見渡すと、時折見かける高く不思議な樹。「この樹は地元では“ノーズ(鼻)”と呼ばれているんだよ。人の鼻のようなコブがあるからね」と四駆のドライバーさん。昔から木製カヌーは、この“ノーズ”の樹で作られているとのことで、特に“鼻”の部分は柔らかく、腰掛部分に利用するのだとか。

ひっそりと美しいシークレットビーチ
 島南側のムク村は、開発の手の及ばない美しいシークレットビーチとしても知られています。現在深刻な問題とされる海洋におけるプラスチック投棄についても、島のみなさんは以前から警鐘を鳴らしており、とりわけこの地区では“NO MORE PLASTIC”の手作り看板が頻繁に見受けられました。海ガメの保護地区でもあります。

浜辺からすぐ近くでシュノーケリング
 美しい海を存分に満喫できるティオマン島では、滞在先ホテルのビーチやマリンパークなどで、シュノーケリングを手軽に楽しむことが可能。ベルジャヤホテルでは、敷地内ビーチの目の前に浮かぶ小さな島の周囲が抜群のシュノーケリングスポット。熱帯魚とともに、のんびり南の島でのひとときを堪能可能です(近年、サンゴの白化が目立ち、有識者の間では残念なポイントに挙げられています)。

野生の動物の数々、そして腰を抜かすほどの大群の主は?
 猿、オオトカゲの家族には、ホテル内の敷地でも毎日遭遇。そして、マリンパーク近くの公園では、腰を抜かすほどのある動物の大群に出会いました。遠目には、木々に何やら大きな黒いビニール袋が沢山ぶら下がっているように見えたのですが、近づいてみると、なんと大きなコウモリ!多くの野生の動物に出会えることも本島の魅力です。

 島との往復にブルーになる点は否めませんが、それを越えて余りある魅力あふれるティオマン島。マレーシアを一層好きになることのできる素敵な地です。




写真
桟橋から見下ろした海は抜群の透明度で美しい!

写真
ティオマンで人気のベルジャヤホテル

写真
ティオマンで人気のホテル、ベルジャヤホテル

写真
ティオマンで人気のホテル、ベルジャヤホテル

写真
ティオマンで人気のホテル、ベルジャヤホテル

写真
コテージタイプで人気のベルジャヤホテル

写真
ティオマンには龍が住むという言い伝えが

写真
乗合用四駆に10人以上が乗車すると、みんなすぐに仲良しに♪

写真
ABC村のメインストリート沿いのシーフードレストランはこちら

写真
ティオマンの”メインストリート”ABC村

写真
ABC村のシーフードレストランの魚料理はとっても新鮮!

写真
ABC村のシーフードレストランの魚料理はとっても新鮮!

写真
ABC村のシーフードレストランの魚料理はとっても新鮮!

写真
ABC村のシーフードレストランの魚料理はとっても新鮮!

写真
ABC村のシーフードレストランの魚料理はとっても新鮮!

写真
レストランでは野鳥も一緒にお食事

写真
ティオマン島のインフォメーションセンター

写真
ティオマン島の万屋さん。なんでもそろいます!

写真
手つかずの熱帯雨林が大きな魅力です

写真
カヌーを作る樹”ノーズ”。本当に人間の鼻のようなコブがあります

写真
ムク村の滝。澄んだ滝壺で、水がとっても冷たい!泳ぐと心も体もリフレッシュ

写真
滝壺の水が冷たく、足を入れるだけでせいいっぱいという人々

写真
こちらの親子は果敢に滝壺で遊んでいました♪

写真
訪れる人の少ないまさにシークレットビーチ!

写真
ビーチで流木を背に本を読む人も。思い思いにリラックスできる魅力的な島です

写真
プラスティックを投棄しないで!と呼び掛ける手作りの看板

写真
シュノーケリングに人気の小島(ベルジャヤホテルビーチからすぐ)

写真
シュノーケリングスポットの小島(ビーチから見た眺め)

写真
シュノーケリング希望者は、ベルジャヤホテル敷地内の施設で必要機材をすべて借りることができます

写真
シュノーケリングスポットまでボートで向かうことが可能

写真
マリンパーク

写真
①木に黒いフルーツかな、と近づいてみたら

写真
②黒いビニール袋のようにも見え、さらに近づいてみたら、

写真
③大きなコウモリでした!

写真
大きなオオトカゲを発見

写真
野生の猿がいたるところに

写真
カメの保護プロジェクトを実施中

写真
「美しい海とカメを守ろう!」

写真
島南側の村のコテージ群