Mitusyuki Horii 2018年3月29日号掲載

 

脳腫瘍などの治療に大きな効果を発揮
最新型のガンマナイフをお披露目

写真  マレーシア有数の民間医療サービスグループであるサンウェイメディカルセンターが2018年3月13日、脳腫瘍などに威力を発揮する革新的な放射線医療機器として評価されているガンマナイフIcon をお披露目しました。合併症の危険があり患者の日常生活にも大きな影響を及ぼす外科手術が必要になるような脳の疾患を、手術せずに治療できる画期的な医療機器、ガンマナイフの最新鋭機です。  サンウェイグループ・ヘルスケアサービスのラウ・ベンロンMDはセレモニーでの挨拶で、「がん治療は日々進歩しより多くの患者の命が救われるようになっています。しかし、マレーシアでは革新的で効果的ながん治療がすぐに必要な患者さんが多数います。ガンマナイフIcon は患者さんの負担がより少なくなる画期的な放射線治療機器です」と最新のガンマナイフを導入する意義を説明しました。

 同様にサンウェイメディカルセンターの脳神経外科医であるラビ・クリシュナピライ医師はセレモニーの席上、「最新鋭の画像検査技術の助けを借りて、脳内部の患部とその周囲の組織の3Dイメージを確認しながら極めて精確に患部のみに放射線を照射できます。また、最新鋭のガンマナイフ ICON では、大きな病変でも大量の放射線の被爆が避けられます。このため、従来は不可能だった大型の病変であっても、深刻な合併症の恐れなしに治療できます」と最新鋭のガンマナイフICONのメリットについて説明しました。

 




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最新型のガンマナイフ ICONがお披露目されました

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最新鋭のガンマナイフ ICON 導入の意義について説明するラビ・クリシュナピライ医師

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挨拶するサンウェイグループ・ヘルスケアサービスのラウ・ベンロンMD

 




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M・H 2018年1月25日号掲載

 

早期発見の重要性などを紹介
がん認知度向上キャンペーンを開催

写真  2017年12月16日、国内有数の民間医療グループであるサンウェイメディカルセンターが一般へのがんに対する認識を高め、早期発見の重要性とがんは治る病気であるとの理解を深めることを目的としたキャンペーン、「Let’s ACE’ Campain」のスタートを宣言しました。

 病院内のスワンコンベンションセンターで午前中に開催されたキャンペーン開幕セレモニーはShahnaz binti Murad厚生省副事務次官を主賓に迎え、ラウ・ベンロン・サンウェイグループ・メディカルサービスMDと、クー・チョウフア・サンウェイグループ・メディカルサービス副MD兼サンウェイメディカルセンターCEOが出席して執り行われました。また、午後からのフォーラムでは、一般のがんへの意識向上を目的とした様々なアクティビティが催されました。

 開幕式で挨拶したShahnaz binti Murad厚生省副事務次官は、「がんは国内公立病院における4番目の死因となっています。しかし、がんの3割から5割は防げたはずです」と語り、定期検診と健康なライフスタイルの重要性を訴えました。

 そしてクーCEOは、「私たちは国内民間医療機関としては初めて、放射線外科の最新機器であるガンマナイフを導入したがん放射線医学センターをオープンしたばかりです。東南アジアの先進医療センターとして医療サービス向上と市民への更なる貢献を心がけます」と挨拶しました。

 




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開幕式でShahnaz厚生省副事務次官(中央)に記念品を贈呈するラウ・サンウェイグループ・メディカルサービスMD(左)とサンウェイメディカルセンターのクーCEO(右)の二人

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がんからの生還者で今回のプログラムのキャンペーン大使もつとめるチュー・メイズさんがMCを担当し、自身のがんとの闘病体験からがん認知の重要性を説明して下さいました

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病院内のがんセンターに設置された放射線外科の最新医療機器であるガンマナイフについて担当医療スタッフから説明を受けるShahnaz 厚生省副事務次官(左2)及びラウ・サンウェイグループ・メディカルサービスMD(右2)とサンウェイメディカルセンターのクーCEO(右1)の二人

 




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M・H 2017年12月7日号掲載

 

医療法人徳洲会傘下病院の看護師チームが
サンウェイメディカルセンターを視察しました

写真  2017年10月4日、医療法人徳洲会グループ傘下の病院で勤務する看護師総勢15名がサンウェイメディカルセンターを視察し、センターの医療スタッフと交流を深めました。徳洲会グループ内病院の看護師会は毎年、数か国を訪問しての海外視察を続けていて、今年はアメリカのハワイ、マレーシア、そしてタイの視察を予定しています。

 視察団代表で庄内余目病院の看護部長を務める緑川律子さんは今回の視察について、「グループとしては頻繁にマレーシアを訪問していますが看護師会の視察は今回が初めてです。施設や患者さんへの対応にゆとりがあり、病院に特有の暗いイメージが無い点が特に印象的です。日常とかけ離れすぎない環境で治療に向かう意欲を持ってもらい、快方に向かう手助けをすることが最も大切ですから」とお話してくれました。

 さらに緑川さんは、「徳洲会は人の命は平等という理念を持ち、メディカルツーリズムにも関心を持っています。多国籍の患者さんを多数受け入れているマレーシアの総合病院から学ぶ点はとても多いと感じています」と今回の視察の意義を説明してくださいました。

 サンウェイメディカルセンターは欧米や東南アジアの近隣諸国からの医療スタッフ視察団を常時積極的に受け入れています。しかし日本からの看護師の視察団受け入れは今回が初めてだったとのこと。メディカルセンターの医療スタッフは、日本の医療スタッフの視察を歓迎しますと挨拶してくださいました。

 




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センターの看護婦長の説明を受け、ICUも親しみやすい環境づくりがされていることに看護師の皆さんも感心しています

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小児病棟の楽しい環境づくりに看護師の皆さんは興味津々です

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医療スタッフの皆さんと記念写真を撮る徳洲会グループ内病院の看護師の皆さん。
中央の青いジャケットの方がお話を伺った緑川さんです

 




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M・H 2017年4月13日号掲載

 

乳がんの再発予防に大きな効果を発揮
最新の放射線治療機器を導入しました

写真  サンウェイメディカルセンターが患者の負担軽減に大きな効果を発揮する最新の放射線治療機器を導入し、2017年3月7日にお披露目の式典を開催しました。今回導入された術中放射線治療(IORT)はがんの手術中に、腫瘍を切除した部位に照射するため副作用を低減でき、ほとんどのケースにおいて、術後の更なる放射線治療が不要になります。

 マレーシア国内の民間総合病院として初めてとなるIORTの導入はがんの治療とケアの分野における指導的な地位をマレーシア国内で確立するという、サンウェイメディカルセンターの今年の最優先課題達成に向けた重要な一里塚ともなるものです。

 マレーシア国内のがん患者数は年平均で10万人を越えています。サンウェイメディカルセンターはこの事態を深く憂慮し、がん予防に向けた活動と啓蒙教育を積極的にすすめています。

 そしてこれと同時に、がん治療の高度な経験を有する外科医、臨床医、放射線治療の専門家チームと。最新の医療技術と医療機器を積極的に導入。それに加えて、がんの治療だけでなく、予防、そして患者と家族の身体的及び心理的なケアとサポートも総合的に充実させ、がんとの戦いをより一層、力強く進めていく考えです。

 




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IORTをお披露目するサンウェイグループ・ヘルスケアサービスのラウ・ベンロンMD(左)と
サンウェイメディカルセンターの乳がん及び乳房再建手術の専門外科医である
ン・チャーホン医師(右)の二人

 




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M・H 2017年4月13日号掲載

 

新たにタワーCが開業、来年は国内各地に新病院を開業

写真  サンウェイメディカルセンターは現在、積極的に医療サービスの拡充を図っています。2017年第3四半期には新たにタワーCが正式にオープンし、2018年には新病院を開院します。2月末に開催したヘルストークに出席して、参加した日本人の皆さんに挨拶したサンウェイメディカルセンターのKhoo Chow Huat CEOは、病院の将来の計画や高度医療サービス実現に向けた取り組みなどについて説明しました。CEOのお話に耳を傾けてみましょう。

ハイテク重視だけでなく、心の通った医療サービスを目指します
 本日は皆様をヘルストークにお迎えできたことを光栄に思うと同時に、私たちの病院を紹介できることを嬉しく思います。高いレベルのヘルスケア提供は、私たちの最大の任務です。2017年第3四半期オープン予定のタワーCにより、私たちはベッド数618床、200の診察室、1470の駐車スペースを有する国内最大規模の民間総合病院となります。タワーCにはがん&放射線外科センター、核医学センター、透析センターが設置され、各医療センターは既に稼働中です。
 私たちはマレーシアで初めてがんの放射線治療機器「バリアン TrueBeam STxシステム」と乳がんの再発防止に大きな効果を発揮する「術中放射線治療(IORT)システム」を導入しました。核医学センターには低被曝量でがんを早期発見できるPET(陽電子放出断層撮影)-CTを導入しました。高度な外科手術を支援するダ・ヴィンチ・ロボット支援外科手術システムも導入し、開頭手術無しで脳腫瘍の施術ができるガンマナイフを間もなく導入します。私たちは2018年中にチュラスのサンウェイ・ベロシティ、ペナンのセベラン・ジャヤ、イポーのタンブンのサンウェイ開発地区にも病院を開院します。
 もちろん医療スタッフの暖かな対応なしではレベルの高い医療サービスは提供できず、設備の充実やハイテク技術だけを重視しているわけではありません。日本人患者様の皆様には、長年にわたり当地で看護師として活躍されてきた佐藤ゆきとマラヤ大学日本語学科を卒業したヤップ・リーボンが日本語通訳として皆様をサポート致します。

 




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日本人の皆さんに挨拶し、病院の今後のビジョンについて語る
サンウェイメディカルセンターのKhoo Chow Huat CEO

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マレーシアで唯一導入されている最新鋭放射線治療機械に感嘆の声が上がります

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ヘルストークに参加したツアーチームAのみなさん

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ヘルストークに参加したツアーチームBのみなさん

 




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M・H 2016年11月10日号掲載

 

サンウェイメディカルセンターが子育て支援の出張サービスを開始

写真  サンウェイメディカルセンターがご両親と新生児をケアし、子育てを支援する出張サービス「SUNMED@HOME」をスタートしました。これはクランバレーの民間総合病院としては初の試みです。

 サービスは、初めての出産から回復した女性と赤ちゃんのケアを重視しています。産後の医療ケアに関する専門の訓練を受けた看護師がご自宅に伺い、お母さんとお父さんになったばかりで初めての子育てに戸惑うことが多いご両親をサポートします。

 サポートは出産を終え無事に病院から退院した、最初の数日から数週間を対象としています。サンウェイメディカルセンター以外で出産された方もご利用頂けます。自宅に伺った看護師は母と子の医療ケアだけでなく、子育てに必要な情報を提供し一つずつ子育てのノウハウを実演します。

 料金は一回の出張サービスがRM150からとなります。詳細はウェブサイト「www.sunwaymedical.com」にてご確認ください。

 




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K・K 2016年10月20日号掲載

 

マレーシア初、高精度放射線治療装置”TrueBeam STx”導入!
~マレーシアでがん治療の最先端を行くサンウェイメディカルセンター~

写真  Linear Accelerator(リニア・アクセレレータ:医療用直線加速器)、通称ライナック(またはリニアック)。形体を持つ腫瘍に対する放射線治療を目的として開発された医療機器で、病巣をよりピンポイントで狙い打つことが可能だ。この度、サンウェイ・メディカルセンターでは、マレーシアで初めてライナック(商品名TrueBeam STx。米国バリアン社製)を導入、治療を開始。当機器を用いて当地における最先端がん治療にあたるクリスティーナ・レイ・ニービン医師(腫瘍専門医)ならびにヘン・シュウピン医師(医学物理士)から、従来技術との違い、最新のがん治療について話を伺った。 従来技術との大きな違い

 今回新たに導入されたライナックの特徴は、4D治療、定位放射線治療、および画像誘導適応放射線治療の3つ。従来技術と比較しながらこれら3つの特徴を簡単に説明すると、次のとおりとなる。

•4D治療により、腫瘍の動きに適応しながら放射線を照射することができる。写真1をご覧いただきたい。こちらは肺がんの動きを撮影した画像で、呼吸に合わせて腫瘍位置が上下していることがお分かりいただけるだろう。これまでは、腫瘍の動き幅を考慮し、幅全体を照射せざるを得なかった。今回導入されたライナックでは、腫瘍の動きを的確に捉えながら、例えば呼吸により腫瘍が上下する場合は、上位にあるときのみ照射する。

•定位放射線治療により、病巣に対しあらゆる方向から高線量の放射線を照射することができる。従来は、病巣が複雑な形態をしていても、病巣および周辺部分を塊ととらえて照射する必要があったが、この技術により病巣部分のみを効果的にアタックすることが可能となる。

•画像誘導適応放射線治療により、治療直前や治療中に病巣部分の画像情報の取得が可能となるため、事前の治療計画の修正や、腫瘍の大きさや形態変化に随時適応しながら腫瘍に照準をあてることが可能となる。従来は、あらかじめCT等により得られた画像情報をもとに放射線治療を施していた。

新技術により正常組織へのダメージが軽減
 では、上記の3つの特徴から得られるメリットは何か。それは「正常組織へのダメージを著しく軽減しながら、効果的に病巣をアタックできること」。これまでは、病巣部分を破壊するためには、腫瘍の動きや成長を予測し、かつ複雑かつ立体的な形態を持つ腫瘍をブロックで捉え、放射線を照射せざるを得なかった。つまり、隣接する正常な臓器や組織も一緒に破壊されていたことになる。また、他臓器等への影響を考慮し、一度に照射する放射線量を減らし、長期にわたる治療を余儀なくされていた。TrueBeam STxを導入したことにより、「高線量を短期間照射することで、同じ効果を発揮することが可能となりました」とヘン医師。また、従来は他の臓器に接しながら複雑な形態をとる腫瘍の場合、正常組織にダメージを与えずにアタックすることは不可能であったところ、「治療後の副作用、合併症は、正常組織の破壊により生じるため、従来と比較すると、ライナックによる治療後の身体への負担は軽減されます」とレイ医師は説明する。

技術は確実にアップ!では、わたしたちが心がけることは!?
 「技術進歩により、腫瘍ステージが初期段階の場合、克服できる確率は非常に高くなります。ところがステージが進むにつれ、最先端装置で軽減はできても、克服することは困難となります。もっとも大切なことは早期発見すること。定期的に健康診断を受けること、また『咳止めを飲んでも咳が止まらない』といった普段とは異なる症状を感じたときは、必ず医療機関を受診してください」とレイ医師は強く訴える。

 今回のインタビューは現在建設中の新棟タワーCの地下に設置された放射線治療科で行われた。地下であることを忘れるほど光が燦々と降り注ぐ明るいセンターで、新装置が搭載するヒューマン・エラー防止システムや医療ミス軽減への取り組みなども伺うことができ、がん治療に向けた「希望」を新たに持つことができる機会となった。

 




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TrueBeam STx

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回転するTrueBeam STx

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回転するTrueBeam STx

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写真1 肺がんの動き
A 肺がんは左の下に位置
B 肺がんは左の上に移動
C 肺がんの可動域。
従来はこの可動域すべてを照射していた

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赤色部分=病巣部分。
水色部分=正常臓器。
従来は、枠内すべて(緑、紫、水色、赤)に照射。
現在は紫色の枠内すべてを照射するのが一般的。
新機材投入により赤色の病巣部分のみ照射可能

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全方位からミリ単位、高線量の照射が可能であることを模型を用いて説明するヘン医師

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新棟入口

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最先端ガン治療を実施するヘン医師(左)とレイ医師

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「年齢等に関わらずかかるのが昨今のがんです。
早期発見が何よりも大切」と語るヘン医師

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「普段と異なる症状を感じた時はすぐにクリニックへ」と語るレイ医師

 




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