Kuma  2017年11月23日号掲載

コラム  マレーシア在住の皆さ〜ん、お元気ですか〜?今日も炎天下、汗だくになって、そしてフガフガ言いながら、家族や仲間とスティームボート(火鍋)を楽しんでますか?マレーシアって、ウィンナーに関してはあまり日本みたいにプチプチとした食感がないのに、なぜかスティームボートのつみれ(すり身団子)関係は、滅茶苦茶弾力があって、まるで玩具のスーパーボールみたいなんですよね。でも、いつかそれが病みつきになってたまんない。あ〜、今となっては汗だくの光景とともに懐かしいですねえ。

 ところで前回からの続きという訳で、ここでは、家族3人でのマレーシアの下見をした際の、オッサンと当時、小5の一人息子に留学志望校の視察についてご紹介しちゃいます。

ミッションその3. 「遂にオッサンの希望する大学院を見学」
 遂に、遂に来ちゃいましたこの時が。今回は、大学側の担当者にもきちんとアポをとって、施設内の案内もしていただきました。
 いや〜、それにしてもマレーシアの大学の雰囲気って、日本の大学とはあまりに違うんで、入るや否や圧倒されちゃいましたよ〜。先ずはハード面。日本の大学って、特に図書館を意識したような上品さというか、文化の香りがあって、とにかく物静かじゃないですか。あるいは建物なんかもシャレオツに木のツタを絡めて何となく伝統を強調したりもしてね。
 でもね、こっちの大学って全然違うんですよ。しょっちゅう正門にバルーンなんかを立てて、ヒップホップをガンガン鳴らしたり、どちらかというと大学というよりは、日本でいう家電量販店というか、まるで「ヤ●〜ダ電機♪」っていう感じのノリなんですよね。そして室内は例によって冷蔵庫みたいに冷えてて長袖が必須な状態でした。  でも、渡り廊下が開放的でこれはこれで良いなって好印象でしたよ。

ズバリ、「マッチョとナマ足天国」の世界
 次にソフト面。それはズバリ、「マッチョとナマ足天国」の世界でした。男性諸君はやたら上半身ばかりがポパイみたいに鍛えられてる子が目につく一方で、女性陣は、「オラオラ、アンタら私の美脚を見なさいよ!」みたいな、どちらも日本の学生に比べるとアグレッシブな印象でしたね。
 ・・・というのも、オッサンが志望する大学は私立大学。つまりマレーシアでは人口の半数以上を占めるマレー系の方は国立大学を目指すので、私立大学は必然的に華人系の方が多いため、肌の露出度なんかにも微妙な違いがあったのかもしれませんね。ただ高齢化が進む日本の地方都市から来たオッサンにとっては、十分すぎる第一印象でしたね。
 オッサンはマレーシアの大学とはいっても、以前ご紹介したようにツイニング・プログラムといって豪州の大学院課程に進みたかったので、学内の豪州側事務局も案内していただきましたよ。
 学校には妻子にも同行してもらったんですが、訪問終了後、妻が息子に向かって「ここが半年後には、お父さんが通うことになる学校だよ。」って説明してくれたのを見て、何だかそれまでは実感がなかったのに「ああ、こうやって家族も認めてくれて、協力してくれて、本当に学校に入ることになるんだな。」と感慨深くなったことを今でも鮮明に覚えています。

ミッションその4.「息子のインターナショナルスクールを見学」
 そして最後のミッションがコレ。息子のインター校。実は、もう既に事前調査でここしかない!っていう学校の目星を付けていました。そこを選んだ理由はズバリ2つ。学費が安いことと、息子のような英語力がほとんどない子でも受け入れてくれること。我々が住みたいと思っている街からはやや遠いのは、息子にとって可哀想ですが、こればかりは仕方がありませんでしたね。
 ここはインター校といっても、いわゆるローカルのインター校なので、欧米の先生ではなく、インド系の職員が多かったです。(お陰で息子は留学終了後には見事に巻き舌で英語を話すようになって、これはこれでオモロイ訳ですが(笑)。)
 子供たちは、中東や日本をはじめ、まさに世界中から集まっていました。英語力がほとんどゼロの息子にとっては、手荒なことをする羽目になるかもしれませんが、我々両親で話し合って、「とりあえずここに賭けてみよう。」ってなりましたね。
 この時は、予め「今回は見学のみで」ってアポをとっていたはずなのに、行くといきなり半日かかりの入学試験を受ける手はずになっちゃってたんですよねえ。それで「今回は滞在時間ないし、準備してないから無理!」って校長に掛け合ったんですけど、まあ何だかんだあっても、最後には入学許可を貰ってましたね(笑)。


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フィットネスが盛ん

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学校の様子

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暑い日にこそスティームボート(写真/著者撮影)