Eiji Ishikawa 2018年8月9日号掲載

 

ライオンズクラブBBB自然発見の旅 第33弾
パハン州クアラガンダの象の保護区を訪れました

写真  2018年7月14日(土)~15日(日)、『ライオンズクラブBBB自然発見の旅 第33弾』がFUJIFILM (Malaysia) Sdn Bhdとの協賛で実施されました。前回から4年ぶりの自然発見の旅となり、幹事も前任者の方からライオンズBBBの若手の西尾さんに引き継がれて、新たな旅シリーズとしてのスタートです。
 集合場所の日本人会バス停を予定通りの時刻に出発し、途中パハン州カラックという町に立ち寄り、老舗中華レストランYik Kee Restaurantにて昼食を取りました。ここからクアラガンダの象の保護区へ約30分で到着しました。
 パハン州クアラガンダの象の保護区は、現在マレーシアでは野生の象がわずか千頭余りしか生息していない危機的状況の中で、象の数を増やすために、怪我した象に治療とリハビリを施し、親とはぐれた象には自立できるまで育てて野生に戻すなどの取り組みをしている政府機関の施設です。ジャングルを切り開いて造られた公園のような敷地内では、大きな体をした象たちを間近に見ることができ、訪れた人たちに象に親しみをもってもらうことに役立っています。

1日目
 保護センターに到着したライオンズツアー一行は入場手続きのあと、公園の遊歩道を進み公園内を流れる小川のほとりに着きました。この日はラッキーにも象の水浴びが見られるとのこと。小川のほとりで象が現れるのを待ちます。やがて象が鳴き声とともに背中にセンターのスタッフを乗せて小川の中を歩み進んできました。少し離れた場所から見ていても、象の体は大きく迫力があります。小川の深さは象のひざ上程度しかないのですが、どうやって水浴びするのかと思っていると、象はその巨体を器用に川底に寝かせて、小川の中にすっぽりと浸かってしまいました。そこにセンターのスタッフがブラシでゴシゴシと象の身体を洗ってあげるのですが、すると気持ちよさそうな表情を浮かべ、自らの長い鼻をホースがわりに使って水をかけて水浴びを楽しんでいました。実にほのぼのとした可愛い光景を見ることができました。
 この後、いったん小川を離れて、公園内の広々とした草原では象のショーや餌づけを楽しみました。再び小川に戻り、今度は見学者の中の希望者(人数限定)が、なんと赤ちゃん象と一緒に小川の中に入り、一緒に水浴びし、水掛けなどを楽しむ様子を見てきました。一組4〜5人のグループに分かれ、川の中で寝そべる赤ちゃん象に近づいていきます。赤ちゃんといっても体長は3メートル弱もあり、やはり大きいです。はじめは恐る恐る近づいていましたが、おとなしくて人懐こい赤ちゃん象にすぐ心を奪われて、なでたり、水をかけてあげたりしていました。人間も赤ちゃん象も満足そうな表情をしているのがとても印象的で、見ているだけでも心洗われる貴重な時間を過ごすことができました。
 象の保護地区を後にして、途中、ディアランドという鶏やリスなどの小動物を集めたミニ動物園を訪れた後、パハン州テメロに移動し、この夜に宿泊するホテルにチェックインしました。チェックイン後はそれぞれしばし休憩して、この夜に行われる参加者同士の親睦会の会場となるホテル近くの中華レストランに向かいました。冒頭でも書いたように、約4年ぶりの自然発見の旅です。初めて参加する方や初対面の方々が多く、親睦会を通して参加者同士の交流が大いに深まった楽しいひと時となりました。

2日目
 翌日、マレーシアで1,2位を誇る長さと規模のテメロの町の朝市を訪れました。パハン川の堤にそって延々と続くこの朝市は、とれたて野菜や果物、川魚の生鮮食料品から日用雑貨、これは何?と思う骨董品のようなものまで多種多様な品揃えで、にぎやかな雰囲気があふれています。大きなショッピングセンターなどないこの町では、多くの地元の人が訪れる大変人気のある場所です。参加者の方々も汗を拭き拭き、ながーい朝市の散策を楽しみました。 新たなスタートを切った今回のライオンズクラブ自然発見の旅は、マレーシアの自然や郷土文化に楽しく触れ合い、怪我やアクシデントもなく無事終了しました。参加者の方々にも満足を得て頂いたようです。帰り際に、また次の旅行でお会いしましょう、との言葉を交わす参加者の方々の声を耳にしました。幹事の西尾さんは早速、次の旅行の計画を練り始めるそうです。読者の皆さんも期待してお待ちください。

 




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象センターに到着

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クアラガンダ象センター

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小川の中を進んでくる

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小川の中を進んでくる

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小川の中を進んでくる

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水浴びの様子を観察

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巨体を器用に川底に寝かせる

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ゴシゴシ洗ってもらい、気持ちよさそう

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子象が花を使って餌を取る

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間近に見ると迫力がある

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子象に水かけ

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ライオンズ参加者も子象と水遊び

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ディアランドで見たぬいぐるみのようなリス

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右、皆川心菜ちゃんと左、細谷環ちゃんの歌と踊りに親睦会は盛り上がる

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参加者も買い物を楽しむ

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マレーシアで一番長い朝市

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骨董品?

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集合写真




Eiji Ishikawa 2017年10月12日号掲載

 

施設の子どもたちと楽しい時間を共有し元気を作る活動 第2回目
~みんなで『たこ焼き』『お好み焼き』を焼いて食べて、日本の味を楽しむ~

写真  2017年9月10日の日曜日、ライオンズクラブの『施設の子どもたちと楽しい時間を共有し元気を作る活動』が行われました。第2回目となる今回は、セパンの児童養護施設の子どもたち35名と先生5名の40名をライオンズ会員の住むコンドミアムのイベントホールに招待して、大阪を中心に日本全国で庶民の味として人気のたこ焼きと同じ粉物料理のお好み焼きを、子どもたち自身が焼いて楽しみながら日本の味を体験する企画です。

 たこ焼きとお好み焼きの紹介と実演は、たこ焼きをこよなく愛する日本コナモン協会会長熊谷真菜さん、オタフクソース(M)の尼田和孝さん、キユーピー(M)の嶋野安哲さん、宇都宮靖人さん等多くの方々のご協力のもと実施されました。

 まずはイベントホールの調理台にたこ焼き器と鉄板を設置して準備が始まりました。

 当日は子どもたちを含め多人数分のたこ焼きとお好み焼きを用意するため、子どもたちが到着する前にある程度の数を焼き上げておきました。熊谷さんとコナモン協会スタッフの方が粉を溶き、たこ焼き器に流し込んでいきます。たこ焼きの外側にこんがり焼き色がついたら真ん中にたこを入れて、窪みに沿って串でクルッと回転させ、球形に整えながら手際良く焼き上げていきます。この後、熊谷さんたちの焼き方をまねてライオンズ会員もたこ焼きに挑戦しました。焼きたてのたこ焼きを試食してみると、外はカリっとして内側はトロッとした中にたこの味が広がってとてもおいしい!子どもたちもこの味に満足してくれるに違いないと一同自信満々に、準備を進めました。

 たこ焼きを焼きながら盛り上がっていると、子どもたちがホールに到着し、ライオンズ会員の出迎えを受けテーブルに着きました。施設の先生による招待のお礼の挨拶に続き、日本食レストラン『福家』の安藤シェフによるお弁当を楽しみました。

 お弁当を頂く前には、日本語のショートレッスンもおこなわれました。この場面にまさにふさわしい三つの日本語、「いただきます」「ごちそうさま」「おいしい」を、ライオンズの西尾会員によるレクチャーで学びました。全員で覚えたての「頂きます」の言葉のあと、お弁当を楽しみました。

 お弁当を食べ終わる頃合いを見計らって、いよいよ子どもたちがたこ焼きとお好み焼き作りを体験する時間がきました。熊谷さんが子どもたちに焼き方を実践してみせると、すぐに子どもたち自身で器用に作り始めました。初めてとは思えない仕上がりに、さすが子どもは覚えが早いと感嘆してしまいます。中には、自分が焼いたものを食べるように勧めてきて、自慢げに「どう、美味しい?」と問いかけてくる子どももいて、楽しんでいる気持ちが深く伝わってきました。 子どもたちは自分でたこ焼きやお好み焼きを焼くのは初めての経験だと思うが、「おいしい」と言いながら焼き上がったたこ焼きを笑顔で食べる姿を見て、子どもたちと日本の味の貴重な出会いになったことに加え、きっとこの日のたこ焼きとお好み焼きの味を忘れることは無いと確信しました。

 また、この日参加した子どもたちには、キユーピーマヨネーズ、ドレッシング及びOrex Travelなどの提供の記念品がプレゼントされました。

 




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今日は子どもたちとたこ焼きを焼きます。準備万端!

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お好み焼きの具のキャベツ切りに専念する尼田さん

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日本コナモン協会の皆さん。右端はMELAKA支部長のTay Wei Kiatさん

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外はカリッと、中はトロッと、おいしーい!

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早朝からお弁当の準備をする安藤シェフ

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日本語ワンポイントレッスン

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お弁当を食べながら楽しいひと時

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日本語ワンポイントレッスン

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焼き方の手ほどきをする熊谷さん

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お好み焼きを作る子どもたち

 




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Eiji Ishikawa 2017年3月9日号掲載

 

ライオンズクラブBBBの新たなるチャレンジ!
Angels Children’s Homeで『元気を作る活動』
〜子どもたちと楽しい時間を共有してきました〜

写真  「在馬の日本人は、いわばマレーシアの軒先をお借りしているようなものだから、その感謝の気持ちを伝えたい」との理念のもと、マレーシアの自然保護に貢献するボランティア活動を行っているライオンズクラブBBBが、同理念の下に新たな活動を始めました。

 『マレーシアの孤児院の子どもたちと楽しい時間を共有して、元気を作る活動』です。マレーシアには現在約300箇所以上の孤児院があります。これらの孤児院の規模は大小さまざまですが、運営のほとんどは行政によるものではなく、民間の寄付などを中心に行われています。マレーシアの明日の社会を担う子どもたちに、ライオンズBBBは民間の一団体として、子どもたちの楽しい思い出になり、元気の出る、日本文化の特色を醸し出す企画を用意して訪れました。

 今回の催しの中心となる主旨は日本食を通して、子どもたちとの触れ合いをはかることです。

 2017年2月26日日曜日、KLタマンOUGの近くのAngels Children’s Homeに日本食レストラン『福家』の安藤シェフの協力を得て、ここに生活する4歳から20歳の子どもたちに和食弁当が振る舞われました。この和食弁当は、安藤シェフが当日の朝6時に起きて子どもたちと関係者分、合わせて30個以上を作った真心こもったオリジナル弁当です。

 ライオンズ会員は午前11時頃に施設を訪れ、和食弁当を楽しむ時間までを利用して、初めに西尾会員から子どもたちへの挨拶と、簡単な日本語教室が開かれました。西尾さんは日本語学校を経営して自ら校長を務める日本語教師です。すぐに子どもたちの心をつかみ、子どもたちは30分程度の練習で日本語の簡単な自己紹介や挨拶などをマスターしました。

 この後、青木会員より子どもたち一人一人にプレゼントが手渡されると、「ありがとうございます」と覚えたての日本語でしっかりとお礼を伝えていました。

 いよいよ食事の時間になり、お弁当が配られると「いただきます」の声と共に、楽しい食事のひと時が始まりました。「おいしい」との声が聞こえ、やはり美味しいものを食べるときの表情は理屈抜きに幸せそうに見えます。そして食事の終わりには「ごちそうさま」と、子どもたちがスムーズに日本語を吸収駆使する姿には感心させられました。

 食事の後は、訪馬中の画家 高橋ユタカご夫妻により「切り絵」実演が行われました。この切り絵は「江戸紋切り遊び」と呼ばれており、折った紙を型通りに切り抜くと、そこに美しい紋の模様が現れる江戸時代に生まれた粋な遊びです。子ども達も実際にチャレンジしました。初めはうまく切り抜きができなかった子どもたちも、高橋先生の指導のもと、徐々にコツをつかみ始め、どんどん夢中になって美しい切り絵を仕上げていきました。このようにして、楽しい子どもたちとのふれ合いの時間が過ぎました。

 幹事の篠塚会員は「今回のHomeへの訪問はライオンズBBBとしても初めてのことなので、事の進行も手探り状態な部分でスムーズにいかなかった部分もありましたが、子どもたちの楽しそうな表情を見ることができ、自分自身も子どもたちから元気を貰い、暖かく包み込まれたひと時でした。ぜひ、今後もこの活動を続けて行きたい」と意欲を見せていました。

 




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お弁当を手渡す福家安藤シェフ

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初めて習う日本語

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「ありがとうございます」と日本語でのお礼

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「いただきます」の声とともにに楽しい食事の始まり

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切り絵江戸紋切遊び

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みんなで元気を作りましょう!

 




記事



 


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