マレーマン・ハリマオ  2017年2月9日号掲載

コラム

番外編、・・普通の人があまり経験出来ない事?を経験
 ウチの奥さんが、過度の筋肉痛の為、やむなくガイドさんの背中におぶさって下山したという事。
 夜のジャングルの下山の途中道。歩くのが遅い私達4人グループでウチの奥さんは足が痛くて歩くのがやっと。どうしようこれ以上、皆に迷惑かけたくない?
 前のグループとかなり離れている。雨が降って来た。しかも強い。ジャングル歩行中、夕方18時近い。後15分で真っ暗になるのは、もう確実。このままでは危険。岩も道も濡れて滑りやすい。前が見えないから滑落の危険性もあり得るそんなことが頭をよぎる。
 ここでマレーシア友人が提案してくれた。雨が激しくなるし暗くなった。前が見えなくなってきた。いっそ、ガイドさんに奥さんをおぶってもらって、下りてはどうかと言うのだ。・・へ~・・そんな方法があるのかと考えもしなかった・・最初躊躇したが。
 皆に迷惑なることは、これ以上避けたかった。1km距離当たり背中のおんぶ賃、350リンギを払って頼むことにした。友人が交渉した。OKが出て若いガイドさんが名乗り出た。髪をてっぺんでキツクしばり、自分のザックにウチの奥さんの足を入れさせ、手は前に。
 首を絞めず、軽くかけるようにさせて、自分のペットボトル水をグビグビと一回飲んで、「よっしゃ」ってな感じでおぶった。彼は26歳位?ワタクシは、奥さんのザックを受け取り、自分とで2人分の約12kg分担ぐ羽目になった。
 奥さんの体重は60kg、最近太り気味?彼のザックは多分、約4kg。64kgをヒョイと担ぎ、足元のヘッドライト一つ頼りにあの暗闇の中に消えてゆく。しかもタッタタッタと足取りもしっかりしていた。雨降っても、合羽も無し傘も無し、安全第一。お金には代えられない一つ危険心配が回避出来た。有り難い一心だった。
 64kgの”煮豚ザック”を、暗い雨の中、走るように歩けるなんて彼等はやはりただもんじゃない。日本にも「強力=ごうりき」が存在するけど、基本的に人間は運ばないはず。走ることもしない。


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綺麗な、可愛らしい高山植物紹介は、紙面の関係で、少しだったけど

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下界に下りたら・・・ホテルのすぐ下が「サンデーマーケット」

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近辺の「マヌカン島」と「サピ島」へBBQツアーに出かけた

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ラバンラタ・レストハウスまで登った人でも
白黒の3272.7ⅿの記録証書がもらえる

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これは、登頂した人の登頂成功登山証明書。
10か国語でおめでとうが書いてあるのが、またいいね。
「英語」の次に「日本語」って嬉しいね

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これは、登頂出来なかった3668ⅿまでの人。
私達の事。だが・・・

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と同時に、同じ3668ⅿなのに、カラーの証書もくれた。
特別残念賞なのでしょう。
証書は有料。
申し込み必要。
一生残る記念品だから申し込むべきですね