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K・K 2016年11月24日号掲載

 

ディーパ・バリ、今年も華やかに開催
〜ディーパ・バリ直前の10日間のみ現れる“一時的なリトルインディア”とは?〜

ピックアップ  ヒンドゥ教最大のお祭り、光の祭典“ディーパ・バリ”が、今年もマレーシア各地、各コミュニティで盛大に繰り広げられました。

 KL近郊において、ディーパ・バリの祭典会場として親しまれ、また事前準備に余念のないインド系のみなさんで賑わう一時的なリトルインディアがあるのをご存知でしょうか? 今回は、年に一度、ディーパ・バリ直前の10日間のみブキッ・ジャリル国立競技場敷地内に設置される巨大なカーニバル会場“特設リトルインディア”の様子に加え、当地の学校や家庭でのお祝いの様子をお伝えします。

インド各地から行商人の集まるカーニバル会場
 巨大な特設テントの内と外では、インド各地から集まった行商人がそれぞれのブースに多種多様な品をずらりと披露。ディーパ・バリを節目にして、衣服や生活用品を新調する家庭も多いことから、サリーやプンジャビスーツなどの華やかな衣装類、装飾品に加え、家具や調度品、絨毯、靴、電飾の壁飾り、家電製品や生活必需品などもお目見えしていました。

〜珍しい出展物も見逃せません〜
 神聖なものとして古来より珍重され、現在は健康やお守りとして人気を博す菩提樹の実“ルドラクシャ”を扱うお店も発見。その形状に応じて値段が異なり、中には1粒RM400のものまであります。ある店ではブルーと白の“目玉のお守り”飾りを目にし、「これはトルコの魔除けのでは?」と尋ねたところ、「インド北部の魔除けです。魔除けの石とされる天眼石を模したもので、今ではこちらが大変普及しています」と店主さん。その他、標本や置物として貴重な結晶石“砂漠のバラ”を扱う店もありました。

〜とにかく安い!〜
 提示値段は他店とさほど変わりません。しかし、「すべて売り切ってインドに手ぶらで帰りたい」各店主の思惑とも相まって、交渉なしでの買い物はあり得ません。客側が自分の言い値をさっさと財布から出して店主に手渡し、品を持ち帰る姿も見受けられるほど。かくいう記者も、ついつい一目ぼれしたスカートの値段交渉を開始します。1着RM70と値札のついた品でしたが、色違いとともに2着買うことで、合計RM70で交渉成立。ビーズのバッグやシルクのクッションカバーなど、日本の親戚・友人への土産物としてピッタリの品も多く、「来年はここでまとめ買いしよう!」と決心しました♪

学校では、祭典の歴史を学びながらお祝いします
 当地の学校では、祭典の起源を学びながら、民族、国籍を超えて全校挙げて盛大に祭典を祝います。「光の祭典」と呼ばれる由来は、ディーパ・バリ当日は新月であり、各家庭が火を灯して祝ったことからとされています。そのため、イベント当日は、校内のあちらこちらで穏やかな炎がゆらめきます。先生や生徒、スタッフに加え、父兄らもインド系衣装に身を包み、祭典を盛り上げます。ステージではプロのダンサーによる舞が披露された後、下級生や上級生がステージを飾り、先生方も歌い、踊ります。全校挙げて一民族の文化と歴史を体験しながら学ぶことは、コミュニティにとって、またグローバル社会において非常に大切なことだと、学校イベントを通じて痛感します。

とってもアットホームな各家庭のオープンハウス
 ヒンドゥ系の各家庭では、日頃お世話になっている方々を招待するオープンハウスを催します。招待されたゲストは自分の都合に合わせてホスト家庭を訪れることができることから、ホストのご家族は「トッセイなどは前日から下ごしらえし、当日は早朝4〜5時に起きて準備をします」。テーブルにずらりと並ぶ料理、スイーツをいっぱいいただきながら、ホストのおもてなしと心遣いを堪能。心も体もほっこり温かくなりながら、2016年のディーパ・バリが幕を閉じました。




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特設カーニバル会場
巨大な特設テント内はショップと人で溢れています

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特設カーニバル会場
サリーやプンジャビスーツを新調する人々でいっぱい!

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特設カーニバル会場
ドレス売場がもっとも多いテント内です♪

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特設カーニバル会場
お子様向けプンジャビスーツやサリーも、インドからの直送品

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特設カーニバル会場
本来は1着RM70のスカート。
記者は2着RM70で交渉成立しました♪

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特設カーニバル会場
デザイン各種とりそろえている靴屋さんです

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特設カーニバル会場
エキゾチックなデザインで、履き心地の良い靴も1足RM30です

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特設カーニバル会場
素敵なパーティバッグもお手頃価格で見つかります♪

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特設カーニバル会場
大ぶりのネックレス売場はなかなかの迫力

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特設カーニバル会場
お茶目な壁掛けも♪

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特設カーニバル会場
電飾の壁飾り

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特設カーニバル会場
お洒落なランプもお手頃価格で購入可能

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特設カーニバル会場
大理石のチェス

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特設カーニバル会場
大型家具もお値打ちです

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特設カーニバル会場
チャパティ・メーカー。クレープやナン、ホットサンドも手軽に作れます

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特設カーニバル会場
ルドラクシャ(菩提樹の実)と水晶のネックレスを取り扱う店舗を発見!

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特設カーニバル会場
貴重な”砂漠のバラ”も売られていました!

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特設カーニバル会場
魔除けの飾り。多くの来場者が買い求めていました

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学校イベント
下級生はクラシックダンス

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学校イベント
上級生はボリウッドを披露

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学校イベント
表情豊かなプロのダンサーの舞に子供たち&父兄は釘づけ

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学校イベント
先生も歌い、

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学校イベント
そして踊る!

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学校イベント
火の灯されたステージ

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学校イベント
廊下にも火が灯されます

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学校イベント
子供たちが制作したライス・アート”コーラム”

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ホームパーティー
オープンハウスに訪れるゲストに食事を振る舞う奥さま。
「今年は朝から60人のゲストをお迎えしました」

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ホームパーティー
ゲストの女の子をハグする奥さま

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ホームパーティー
ご先祖様も一緒にお祝いします




K・K 2016年6月9日号掲載

 

バイサキ・フェスティバル2016が開催されました!

ピックアップ  今年もシク教徒のみなさんによるバイサキ・フェスティバルが各地で開催されました!マレーシア観光省のフェスティバルカレンダーに正式に掲載されたこともあり、今年は特にメディアの注目を集めつつも、例年同様にハートフルな祭典が繰り広げられました。プタリンジャヤ市のシク寺院でのバイサキ・フェスティバルの様子をレポートします。

バイサキとは?
 プンジャビ歴(インド・プンジャビ地方)における新年祭で、収穫期の始まりを告げる収穫祭としても位置付けられています。プンジャビを始祖とするシク教徒のみなさんにより世界各地で盛大に祝われ、とりわけ北米における盛大かつ華やかなフェスティバルは有名です。

無料で供される美味この上ない料理に舌鼓
 500年以上に渡り「寺院を訪れる誰もが平等に共に食事をする」ことをモットーとするシク教寺院は「無料共同食堂」とも呼ばれています。バイサキ・フェスティバルにはシク教徒のみなさんはもちろん、地元コミュニティの方々をはじめ観光客なども訪れることから、寺院敷地全体が食堂と化し、誰もが膝突き合わせて、手作りの美味しい食事に舌鼓をうちます。

食堂運営はすべてボランティア~経験と勘だけが頼りの超美味しい料理の数々~
 3日間にわたるフェスティバル期間中、朝、昼、夜の食事の準備や後片付けのため、ボランティアのみなさんにより大厨房はフル回転。女性陣は終日交代でチャパティやデザート作り。男性陣は大鍋料理や食器洗いを担当します。さて、「料理する者が最初の一口を味わってはいけない」というルールにより、調理中、試食は一切行われず、「経験と勘」のみを頼りに作業は進められます。麺料理を取り仕切っていたのは外国船の船長さん。調理中、何度か麺を指で摘まんでは硬さを確かめます。また、チリソースなどの調味料を勘に任せてどんどん投入。「今、チリソース4本投入されましたよね?さすがに辛すぎやしませんか!?」と記者は内心ヒヤヒヤする場面も。時には「この調味料、何かな?入れたら美味しくなりそうだな。えい!入れちゃおう!」という表情も伺われます(仕上がった麺料理は美味この上ありません!しかし、やはり激辛でした)。

日本人のみなさんも厨房ボランティアに参加
 KL近郊にお住いの日本人のみなさんも会場を訪れ、頭にスカーフやバンダナを巻いて、フェスティバルを楽しみました。「厨房を手伝ってみない?」と声をかけられ、プーリと呼ばれる揚げ物料理に挑戦します。生地を丸くまとめ、麺棒で伸ばし、次々と揚げていきます。なかなかコツのいるこちらの作業。お料理好きの女性陣だったこともあり、あっという間にコツをつかみ、仕上げていきます。「楽しい~♪」、「おもしろい!」と大盛り上がりの厨房体験となりました。




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チャパティを作る大勢の女性たち

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こちらの大なべでは二人の男性がマサラ・ティーを作っています

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激辛ヌードルを調理中。赤いシャツの男性が外国客船の艦長さん

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子どもも大人も一緒に調理!(調味料投入は目分量)

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「この調味料も入れちゃおうかな?」

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プーリと呼ばれるプンジャビ料理に挑戦する日本人女性。「楽しい!」

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祝いのための経典を読む女性僧侶

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順に料理を皿にもってもらうご来場のみなさん

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料理を終えて、ようやく食事をいただく女性達

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シクでない方たちもみなさんバンダナ巻いてお食事中♪

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バイサキに参加して、一緒にご飯をいただくバンダナ姿の可愛らしい日本人の女の子たち

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来場の子供たち全員にスイーツを配っていた優しい男の子

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黙々と大量の食器を洗う男性陣

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シクスタイルの男性

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日本人来場者をアテンドをしてくださった女性たち

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メディアの取材を受ける日本人男性。民族の多様性について英語で受け答えされていました




K・K 2015年11月26日号掲載

 

民族に関わらず人々が集い祝う
マレーシアならではのインドのお正月“ディパバリ”

ピックアップ  2015年11月10日、今年も盛大にインドのお正月とも呼ばれるディパバリ~光の祭典~が、マレーシア全土で繰り広げられました。ホテル、ショッピングモール、学校においても、お祝い事には欠かせないコーラム(KOLAM)と呼ばれる米アートを始めとする美しいデコレーションが施され、各種イベントも賑やかに行われました。

学校や幼稚園では
 各学校や幼稚園では、祝日前に子どもたちによるフェスティバルを実施。民族に関わらず子どもたちは皆、サリーやプンジャビ・スーツなどに身を包み、可愛らしいインディアン・ダンスをステージで披露。中には緊張がピークに達し、綺麗に施されたお化粧も落ちるほどに号泣しながら、必死で踊る姿も見受けられ、観客席から大きな声援が送られていました。

個人家庭では
 お正月というからには、インド系の方々は各家庭でもお祝いを行います。インド系ローカルの友人から招待を受け、幸いにも個人家庭のディパバリを体験することができました。
 各家庭のディパバリと聞くと、親戚一同が集まりインド系一色の様相を呈するのかと想像するところですが、決してそうではありません。
 「日頃、職場や地域でお世話になっている方々すべてを自宅に招き、皆さんに食事を振る舞い、感謝の気持ちをお伝えする。それが私たちのスタイルです」と友人。友人宅を訪れると、その言葉のとおり、マレー系、イギリス人、中華系の方々が和気あいあいと集っています。マレーシアならではのディパバリといったところでしょう。まずは訪問客に飲み物と手作りの菓子が振る舞われます。その後、「勝手知ったる」といった具合で、客みずからダイニングルームに赴き、思い思いにプレートに料理を載せ、食べ始めるといった流れ。

「挨拶→ドリンク→歓談→食事→挨拶→帰宅」
 皆、「思い思いの時間に訪れ、2時間ほど滞在したあと帰っていく」スタイルで、四六時中常に10数名の人々が和気あいあいとくつろいでいる、といったところ。「何時にお邪魔すればよいですか?」と、尋ねたところ、「いつでも~♪」と笑われたのはこういうことだったのか、と納得。「お開きになるまで帰れない」と思っていたら、かえってそれは失礼な様子。彼らは決して「お帰りください」とは言い出しません。なおこのスタイルは典型的なマレーシアン・ホームパーティスタイル(オープンハウス)とのこと。ホストはいつ客が来ても良いように前日から準備をはじめ、お客様が来られるたびに温かい料理でもてなし、作り置きはしないとのこと。徹底したホスピタリティに感服!心からのおもてなしに、心も体もホットとなった素敵な一日でした♪




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学校でのデイーパバリのフェスティバルで民族衣装に身を包む子供達

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マレー、インド、中華系それぞれの民族衣装に身を包んで踊り、みんなでディパバリをお祝いする子供達♪

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一生懸命演技しながら、泣きじゃくる子供♪

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学校内に作られたコラム

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人種に関わらず、日頃お世話になっている友人一同を招き、お祝いをする様子

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ディパバリのお祝いに招待されたマレー系のご家族

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早朝の寺院内

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ディーパ―バリのデコレーションの前で記念撮影をする親子

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ディパバリの象徴”灯”




K・K 2015年11月5日号掲載

 

ナヴァラトリ ~女神たちへ祈りを捧げる9夜の祭典

ピックアップ  ヒンドゥ教徒にとって大切な祭典のシーズンが始まった。まず幕開けは「ナヴァラトリ」。毎年ヒンドゥ歴の7番目の月(Ashvin)の初日から9日間、現代の暦上では毎年9月~10月に開催されるもので、今年は各寺院で10月13日~21日に開催。教徒らは9夜連続寺院へおもむき、祈りを捧げた。

ナヴァラトリとは
 ナヴァラトリとは、サンスクリット語で「9夜」を表す。インド国内各地方の伝説(女神らが国を乱す悪と戦ったこと、ラーマ王子が別の悪と戦い勝利したことなど)を踏まえ、この9夜の祭典に至る経緯や祭りのスタイルは、大別するとインド北部、南部で異なり、マレーシアにおけるヒンドゥ寺院においても同様だ。今回、祭りの初日にシヴァ神の妻であるパールヴァティを主祭神とするSree Maha Mariamman Temple(スリ・マハ・マリアマン寺院)を訪れたところ、幸いにも英語でコミュニケーションのとれる僧が着任しており、南インド系のナヴァラトリについて話を聞くことができた。

多くの顔を持つ女神 ~3人の女神が合体、9つの顔を持つに至る!?~
 「パールヴァティがシヴァの妻?ドゥルガーではないの?」と疑問を持たれた人がいるかもしれない。また、「シヴァには沢山の妻がいて、真っ黒の顔で真っ赤な舌を出す姿で描かれるカーリーも、そのうちの一人」と理解している人もいるだろう。それらの意見はすべて正しい。さて、この祭典の鍵となる「9」という数字は、一人の女神が9つの顔を持つことに由来する。そしてその一人の女神が「ドゥルガー」である。さらにそのドゥルガーは、3人の女神が合体して誕生した姿であり、その3人の女神とは、シヴァの妻パールヴァティ、ヴィシュヌの妻ラクシュミー、ブラフマーの妻(または娘)サラスヴァティなのだ(殺戮の女神とも称されるカーリーは、ドゥルガーが生み出した1つの「顔」である)。

最後は妻に頼った神々
 世界から太陽を奪い、闇夜へ変える魔神マヒシャを倒すことができなかったシヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーが、「男ではだめだ!女しか悪を倒すことはできない!力を合わせて戦ってくれ!」とそれぞれの妻に懇願。妻らはそれを受け入れ一体となり、さらに力を増幅させ、とうとう戦いに勝利。そのため、この祭典では、3人の女神、ならびに戦いにおいて9つの顔を持つに至ったことに敬意を表して、祈りが捧げられることとなった。9夜連続祈りを捧げることで、それぞれの女神の力により、不浄や病を拭い去り、財をもたらし、知恵を得るに至るという。

祭典のスポンサーは?
 祭典では、神像はすべて毎夜新品のサリーに身を包まれ、供物やインディアン・クラシックダンスも連日奉納される。数百人におよぶ参拝者への無料の食事も毎夜供される。そこでスポンサーについて尋ねたところ、いわゆる「檀家」が代々このスポンサーを務めているのだと言う。例えば、ドゥルガーを祀る初日のスポンサーは○○家が代々務める、といった具合だ。ちなみに当寺院のスポンサー代金は1祭典あたり1,250RM。その他、供物、神像用のサリー、祭壇の装飾品、奉納するダンスの依頼料、食事代(500人程度)が加わるという。

そして光の祭典“ディーパバリ”へと続く
 9夜続いたナヴァラトリの翌日は、「戦いの勝利」を祝う祭典「ダシェラ」が催される。なお、北部系寺院においては、この「ダシェラ」に重きが置かれているという。ヒンドゥ教最大の祭典であり、マレーシアにおいては国民の祝日ともなっている“ディーパバリ~光の祭典~”は、このダシェラから20日後に開催されるもので、ヒンドゥ教にとっての「新しい年の始まり」、つまり正月である。「ナヴァラトリを迎えると、間もなく正月だととても気が焦る。家の大掃除を早く始めなければ!」とヒンドゥ教徒の友人は笑っていた。




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ナバラトリのために作られた祭壇
(すべての神像がスポンサー提供によるサリーを着付けている)

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美しく化粧がほどこされた女神パールヴァティ、祭典の主役

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ナバラトリについて説明してくれた英語を話す僧
(胸にはルドラクシャのネックレス)

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当日のスポンサーの供物を祭壇に届ける最高位の僧

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一心にガネーシャに祈りを捧げる女性信者
(ガネーシャはあらゆる物事をうまく運んでくれると言われる)

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静かに瞑想する男性信者

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披露されるインディアンダンス.tif

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ジャスミンの花の髪飾りを付ける女性たち

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礼拝に訪れた信者の祈祷を行う僧

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家族の祈祷を行う僧
(祈祷は家族単位で行われる)

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信者にビブディ(聖灰:白い粉)をほどこす僧

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華やかな祭壇から離れた寺の一画にある神像の前で、ひっそりとお祈りする女性信者

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神々にささげられた火
(ろうではなく、ギイが用いられる)

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祭典に集まったスポンサーの家族(祭壇前に特別席が設けられる)

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祭典を訪れていたスポンサーの親族。
笑顔がたまらない♪

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祭りの最後、この日のスポンサーが僧侶らとともに寺院を一周する

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祭典後、スポンサーが提供する食事を受け取る人々




Mika Yatsuchi 2015年1月22日号掲載

 

インドに伝わる伝統行事 
「Pongal Festival(ポンガルフェスティバル)」

ピックアップ  1月17日、セントラルマーケットでインドに古くから伝わる収穫祭「ポンガルフェスティバル」が開催された。屋外ステージでは、インドの伝統衣装をまとい、華麗な民族ダンスが披露された。また、収穫祭に欠かせないミルク粥を作るデモンストレーションが行われ、会場を訪れた地元の人たちや観光客に振る舞われた。

 ポンガル(pongal)とは、タミル語で「吹きこぼす」という意味。農業が盛んな南インドが発祥の地といわれている。タミル暦に基づき日にちが定められ、通常3日間にわたって祝われる。今年は1月15日が初日にあたり、マレーシア各地でポンガルフェスティバルにちなんだイベントが開催された。

 ポンガルフェスティバルは、自然の恩恵に感謝し、そして今後の繁栄を願いながら、新しいクレイポット(土製の壷)を使ってミルク粥を炊く。ヒンズー教徒にとって神聖な動物とされる牛のミルクを壷に注ぎ、吹きこぼれたところで、「ポンガル・オン・ポンガル」と唱えながら、壷の中へ生米を注ぎ込む。さらに黒糖やナッツ、レーズンなどを加え、仕上げにギーを混ぜ合わせたらミルク粥の完成。

 中国から旅行でマレーシアを訪れていた女性は、「マレーシアに来るのは2回目ですが、ポンガルフェスティバルを体験したのは初めてです。このようなインドの魅力的な文化に触れることができ、とってもいい思い出になりました」と、語った。




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カラフルな壷にミルクを注ぐ

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このタイミングで生米を入れる

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「ポンガル・オン・ポンガル」

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混ぜ合わせて完成♪

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ミルク粥の試食

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魅惑の伝統ダンス

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魅惑の伝統ダンス




Mika Yatsuchi 2014年10月16日号掲載

 

ディパバリ・フェスティバル!
カラフル&パワフルなインド人街

ピックアップ  今月22日(水)は、ディパバリです。別名「光の祭り」とも呼ばれており、ヒンドゥー教徒にとって大切な祭典とされています。この時期のインド人街は、一年に一度の祭典に向けてお祭りムード満載です。

ディパバリ当日は、身を清めたのち新しい服に身を包み、ヒンドゥー寺院にお参りをするのが慣わしとなっています。そして、家族や友人を招いて食事をするそうです。家の中では、オイルキャンドルをともし、健康や幸福を願います。

 KLセントラルのインド人街を歩くと、祭りの準備をする買い物客で活気に溢れています。洋服店では、インドから直輸入した最新トレンドのバンジャビ・スーツや、美しいピュアシルクで織られたサリーなどが並んでいます。その色鮮やかな衣装は、見ているだけでもワクワクさせてくれます。インドの色彩感覚は、やっぱりすごい!カラフルでパワルフです。

 少し街を散策するだけで、魅惑のインド文化に触れることができます。メイン通りや広場で開催されるディパバリバザールも必見です!

ディパバリスナック
 ディパバリの定番菓子となているのが、渦巻きの形をした「Murukku(ムルック)」と呼ばれるもの。ピリッとしたスパイスが効いたサクサクの揚げ菓子です。程よいピリッと感が癖になる味です。
 そして、スパイシーなムルックと人気を二分するのが、「Archu Murukku(アルチ・、ムルック)」。花形をしたこちらは、軽い食感の甘い揚げ菓子です。

ディパバリの正装
 インドの一般的な衣装といえば、サリーやパンジャビスーツ。既婚女性は、サリーを着用し、子どもや若い女性はパンジャビスーツやスカートとブラウス、スカーフを組み合わせた“レンガ(Lennga)”と呼ばれる装いを選ぶ場合が多いそう。「ビビッドな黄色やオレンジ、赤などが人気のカラーです。インドでは、白や黒は弔いの際に身につけるため、お祭りでは好まれません。毎年少しずつトレンドが変わるので、その都度インドから最新のものを買つけています」と、洋服店の女性スタッフは言います。




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Nu セントラル

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コーラム(Kolam)と呼ばれる絵。色付けしたお米で絵を描いている。

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コーラム(Kolam)

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コーラム(Kolam)

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ディパバリスナック

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ディパバリスナック

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ディパバリスナック

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部屋を飾る煌びやかな装飾品

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