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K・K  2016年6月30日号掲載

ピックアップ  年齢や体力を問わず、いつでもどこでもコストをかけずに行うことできる健康法が注目を集めています。「呼吸法」と「笑い」。この2つを意識して行うことで免疫力をアップし体調を整え、心身共に安定させるというものです。

 調和道丹田呼吸法公認指導員であり、笑いヨガ認定指導員である小川茂夫さんの指導の下、こちらマレーシアで体験レッスンに臨みました。今週号では丹田呼吸法(基本編)を体験レポート、次号で笑いヨガ編をご紹介します。

丹田呼吸法の効果(長く続けることにより期待できる効果)
 酸素を体内に多く取り入れるため、血流が盛んになり、内臓の各器官が生き生と働くとともに、免疫力が高まります。また、自律神経のバランスがとれるため精神が安定、気分が晴れやかになります。

笑いヨガの効果
 酸素が血液とあらゆる臓器に行き渡るため、心身ともにエネルギーアップ。また、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の働きが正常化し免疫力が向上、さらにはストレスレベルが減少し、ストレス軽減が図れます。その他、風邪予防、リラクゼーション効果など多数の効果が認められています。

丹田呼吸法 基本編にトライ!
 普段、無意識に行っている呼吸を「意識呼吸」に切り替えます。次に緩息(かんそく:準備呼吸)を実践。3秒で息を吸いながら背筋を伸ばし、次の3秒で“タオルを上からストンと落としたような姿”をイメージしながら息を吐きます。そのときに意識するのは屈折線(左右の肋骨の最下端を結んだ線)。屈折線で上体が折り畳まれている状態を確認します。その姿勢から呼吸法はスタート!

小波浪息(しょうはろうそく)~この呼吸法を日々の生活に取り入れるだけでも効果的!
 右手の小指を屈折線上に置き、左手を下腹部にあてた状態で、3秒で息を吸いながら背筋を伸ばし、次の5秒で緩息同様のイメージで息を吐きます。6回繰り返したあと、手を入れ替えてさらに6回続けます。

小波浪息以降のステップは?
 体験レッスンでは、さらに上腹の硬さをとり、みぞおちを柔らかくするために中波浪息(ちゅうはろうそく)、大波浪息(だいはろうそく:いずれも小波浪息のアレンジです)と進み、最後に屈伸息(長く静かに呼吸することで、横隔膜を鍛錬し腹圧を高め、脳内の血液の循環が良くなります)を行います。
 小波浪息を終えた後、緩息を行い、次の中波浪息に、さらに次のステップに入る際にも、一旦緩息を入れるというサイクルで行います。

参加者の感想~小波浪息を終えただけで、眠りそうになりました~
 体験後は、「呼吸を意識するだけで、汗をかきました」、「ついあれこれ考えがちなんですが、頭の中がぼんやりしました」、「小波浪息を終えたところで眠くなってしまいました」という声が上がりました。「日常の生活に小波浪息(緩息のあと)を採り入れるだけでも身体の変化を感じることができるでしょう。ぜひ続けてみてください」と小川さんは語ります。

ゆっくり眠れそう♪
 日常生活が便利になり身体を使わなくなった上、情報過多により頭を含む上体が常に緊張している現代人。呼吸に意識を集中することで頭が空っぽになり、体内に酸素が増え、内臓が活発に動き始めることを実感。気分がすっきりし、普段寝つきの悪い記者も、「ゆっくり眠れそう♪」と、嬉しくなりました。

笑いヨガとは?
 ドクター・マダン・カタリア(インド)が1955年に考案、現在では世界101か国に広まり、医師や医療関係者らをはじめ、一般の方々の間で実施されている、冗談やユーモアに頼らずに「ただ自分で大声で笑う」だけのエクササイズです。小川さんは、インドでカタリア氏より直々に指導を受け、指導員として認定されています。

作り笑いも効果は同じ!
 自然な笑いも作り笑いも、体への作用は同じという医学結果が出ています。面白い、つまらないは関係なく「とにかくまずは声をだして笑う」、それが笑いヨガです。

笑いヨガの一連の流れ
 何かをイメージしながら、②それを「アーハッハッハ」と大きく笑い飛ばし、③手拍子とともに「ホーホッ、ハッハッハ。ホーホッ、ハッハッハ、イエイ!」と腹筋を用いて声に出します。④童心にかえるおまじない、「very good! Very good! Yey!(ヤッター!ヤッター!イエイ!)」で締めくくります。
*手拍子は手のツボを刺激するため、「ホーホッ、ハッハッハ」は有酸素効果を高める呼吸法として採り入れます。また、大人になると「笑う機会」が著しく減少します。「とにかくおかしくて笑う」のが子供時代。笑いを取り戻すためのまじないで締めくくります。何人かのグループで「笑う」場合は、必ず仲間の目を見ながら笑います。笑いが伝染し、より大きな笑いを生み、自然な笑いへとつながります。

笑いヨガにトライ!~面白いことも辛い悩みもすべてを笑いに変える~
①落花生笑い:自分が落花生になった姿をイメージします。腕を伸ばして外側の殻をバリバリッと壊しながら「自分が殻から飛び出す」様子を頭に思い描き、表現しながら、「アーハッハッハ、アーハッハ」と大きく笑いとばします。そしてエンディング、「ホーホッ、ハッハッハ。ホーホッ、ハッハッハ、イエイ!very good! Very good! Yey!」。
②真烏賊笑い(マイカ、と「ま、いっか」の掛け合わせ):真烏賊になった姿をイメージ。「ま、いっか。ま、いっか!」と言いながら、腕を伸ばして頭から皮を取り去る様子を表現。そして「アーハッハッハ、アーハッハ」と大きく笑いとばし、エンディングで締めくくります。
③ 嫌なこと袋詰め笑い:嫌なこと、悩みなどをすべて大きなゴミ袋に詰める様子をイメージしながら、動作で表現します。その大きな袋を遠くに放り飛ばしながら、「アーハッハッハ、アーハッハ」、そしてエンディング。
*このほか、普段起こりうることなんでも「アーハッハッハ!」と笑い飛ばします。

笑いも瞑想
 体験会に参加した方々から、「気持ちいいー!」、「とにかくすっきりした!」と声が上がります。「ひたすら笑うこと=瞑想です」との小川さんの言葉に深く納得します。心身ともに健康になることが医学的に証明されている笑いヨガ。Let’s try!




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「緩息をしましょう。まずは大きく息を吸います」

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「屈伸線を意識してください」

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「決していきまないでくださいね!」

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分かりやすい説明で穏やかな笑顔で教えてくださる小川さん

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アーハッハッハと笑い飛ばしましょう!

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みなさんご一緒にアーハッハッハ

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手拍子しながらホーホッ、ハッハッハ

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笑うだけで健康になれる笑いヨガ。
ぜひみなさんもご一緒にトライしませんか?