【参加者募集中!】ヘルストーク「インフルエンザと肺結核」
【参加者募集中!】ヘルストーク「最先端のがん治療について」

 



K・K 2018年4月26日号掲

 

今年も盛大に水かけ祭り!
~ソンクラン2018開催~

ピックアップ  2018年4月15日、タイ仏教Wat Chetawan寺院(KL近郊プタリンジャヤ市)で、今年も水かけ祭り、“ソンクラン”が盛大に開催されました!

 もともとは、タイのお正月、新年のお祝いの儀式として、お浄めを行っていたところ、暦が変わり、1月1日を元旦とすることにより新年の色合いは薄まり、お浄め儀式が現在の豪快な水かけ祭りへと変化したとされています。本日は、マレーシアにおけるソンクランの様子をレポートします。

大人が子どもにかえる日
 ソンクランでは、大人もすっかり子どもに帰ります。かけられたらかけ返す、その応酬が境内いたるところで繰り広げられます。その表情は実に楽しそう。いい大人が大きな水鉄砲をかかえ、前から後ろから、いきなりの不意打ち攻撃。一方かけられる側は、「あぶない!」と思うと、案外その人からはかけられないもので、気付けば別の方面からザバーッ。水鉄砲で攻撃されるのは可愛い方で、バケツの水を頭からそのままかけられたときは、一瞬、方向感覚をなくします。立ち往生しているところに、次から次へ。通常ではあり得ない水の応酬がとにかく楽しく、心地よい。それがソンクランの不思議な魅力です♪

子どもも大人に容赦しない
 子どもたちは嬉々として大人に向かって水をかけまくります。この日ばかりは誰からも決して叱られません!天使のような姿で、歩くのも一生懸命な小さなお子さまも、容赦なく水鉄砲攻撃をしかけてきます。この姿と行動の相違に思わずびっくり。この子にかけられるとは思わなかった〜、という意外性があるのも、醍醐味の一つです。

とにかく冷たい!
 かけ水は、年々冷たくなっていく気がします・・・。飲み物屋台の店主は、ドリンク類を冷やすための氷水を来客に向かって問答無用で浴びせてきます。大量の氷袋を持込み、その袋に直接水鉄砲をつっこみ、水を吸い上げ攻撃しかけてくる人、まだ氷が解け切らない氷塊まじりの液体をボトルにつめて、頭からかける、さらには首元からシャツの中にいれるというケースも!その冷たさといったら、筆舌し難いものがあります。炎天下の中での祭りではあるものの、この氷水をかけられまくると、さすがに「風邪ひくかも」との懸念が頭をよぎります。常温の水攻撃に癒しすら感じる記者でした。

屋台料理がスーパー美味!
 Wat Chetawan寺院に出店する屋台料理も、年々豪華になっています。以前は、温かい料理といえばソーセージのBBQぐらいで、その他はタイ・スイーツなどの冷たいフィンガーフードが中心でした。今年は、鶏の半身を用いた豪快なバーベキュー、麺料理、手作りソーセージや串焼きなど、超豪華なラインナップ。そしてどれもが美味しい〜。とりわけ、大量の鶏のモミジでダシを取ったスープは超絶品。あまりにも美味しいので、「このスープに米麺を入れてもらえませんか?」と店主さんに頼んでみたところ快諾してくれ、「それならば」と、コリアンダーを刻み、ライムをしぼってくれました。咄嗟の依頼にも頬の落ちる料理を提供してくれるアレンジぶり。さすがです。
 ただ一つ難点をいえば、その美味しいお料理をいただいている間も、水は容赦なく飛び交い、その美味しいスープに氷が落ちてくることも。思わず料理に覆いかぶさってしまいました。美味しい料理は美味しくいただきたいですからね。

なぞの白い粉
 ソンクランでは、水の他、なぜか白い粉を塗られたり振りかけられたり。従来は、発疹をケアする泥灰土をお互いに塗り合うことで、親睦をはかることが目的とされてきました。現在当寺院では、セクハラ対策の一環として、ベビーパウダーを振りかける行為に変わってきているとのことです。

境内ではライブも開催
 境内では仮設テントにステージを設け、賑やかなライブが繰り広げられます。聴衆は歌と音楽に合わせて、ベビーパウダーボトルをシェークシェーク。その白い粉が舞い散る中、水が飛び交い、人々は粉まみれの水まみれ。「このままでは決して町は歩けない」という姿になりながら、大興奮・大熱気に包まれる境内です。

厳かな本堂
 大変ご利益のあるとされるWat Chetawan寺院。階段を上った小高い位置に立つ寺院は、階下の喧騒とは真反対に、凛とした空気が流れています。それまで、全身水まみれになりながら、やんちゃに水を掛け合っていた人々が、一度階段を上ると、その表情はがらりと変化。そんな彼らの熱心な参拝姿に心を動かされます。また、本堂内は、仏像を前に誰もが厳か。祈りをささげる人々、僧侶の祈祷を受ける方、小さなお子さまを寝かせて涼む方など、思い思いに静かなひとときを過ごしていました。
 階段の上と下では、これほどまでに雰囲気が変わることに、毎年のことながら感動を覚え、仏前で礼節をわきまえるみなさんの姿勢に、頭が下がります。

 水かけ祭りに来るか来ないかで、その日から始まる一年に大きな差が出るのだと、信者さんは語ります。自分がかけてもらうだけではなく、人にもきちんとお返しをする。「みなで全身を浄め合い、誰もが幸せで健やかな一年を過ごせますように」との願いが込められた、素敵な祭り、“ソンクラン”。ぜひ一度、みなさんもご参加ください!




写真
大人も子ども心満載で楽しめるのがソンクラン

写真
今日ばかりは水をかけても大人に叱られない!

写真
子どもたちも遠慮なく大人に水鉄砲攻撃♪

写真
こんなにちっちゃな可愛らしい天使も水バトル参戦!

写真
飲み物屋台の男性。飲み物を冷やす氷水を来客に容赦なくかけていきます

写真
この飲み物を冷やす氷水をかけられる様子をご想像ください

写真
この赤シャツの男性のボトルの水が、ひときわ冷たかった!ロックオンされたら大変!

写真
屋台スタッフも来場者も誰もが超ご機嫌

写真
水かけ用に大量の氷を準備するグループも!

写真
コンサートは乗りに乗って、大いに盛り上がります

写真
寺院外でも、トラックから行きかう車に水攻撃!

写真
寺院外でも容赦ありません

写真
周囲の喧騒をものともせず、凛と厳かに立つ寺院

写真
寺院内は静かで赤ちゃんがお昼寝する姿も見受けられました

写真
全身水でびっしょりながら、真剣にお参りする参拝客のみなさん

写真
手作りの美味しい料理屋台が並ぶのも、ソンクランの醍醐味

写真
美味しいお料理の他、蟹もまるごと売ってました〜

写真
鶏の半身のバーベキューも!美味しそう♪

写真
大量の鶏のモミジでダシをとった絶品スープ




K・K 2016年4月28日号掲

 

身も心も清めてくれる
タイ寺院の水かけ祭り“ソンクラン”

ピックアップ  タイのお正月が到来!本国にも負けず劣らず、マレーシア各地でも盛大な水かけ祭り“ソンクラン”が開催されました。KL近郊に位置するタイ仏教Chetawan寺院で、4月10日、他に先駆けて行われたソンクランの様子をご紹介しましょう。

そもそもソンクランとは?
 ソンクランとはタイのお正月を意味し、太陽の軌道が白羊宮(おひつじ座)に入る時期とされています。近年では世界中の観光客がこの祭りを楽しみに訪れることから、4月13〜15日に実施され、タイ本国では祝日に指定されています。もともと仏像や仏塔、および年配の方の手を浄める習わしが、年々ヒートアップを重ね、今では豪快に水を掛けあう祭りへと変化しました。

氷水を頭からバシャ!
 まずは寺院敷地内に足を一歩踏み入れた途端に第一弾!入口左右に陣取ったグループから容赦ない一斉攻撃。逃げ隠れする場所は一切ありません。さらに進むと突然背後から、とてつもなく冷たい水、と同時に顔めがけて水の塊が飛んできます。ようやく視界がクリアになり周囲を確かめてみると、なんと氷水のたっぷり入ったバケツを後頭部からかけられ、同時に遠方から水鉄砲で顔面攻撃を受けていたのでした。子供から大人まで誰もが遠慮なく水を掛け合い、掛ける方も掛けられる方も豪快に笑い飛ばして楽しむ様子は実に爽快。ちなみに記者はカメラをお腹に抱えて逃げまどい、それを面白がって一層仕掛けてくるみなさんの総攻撃に必死に耐え忍んでいたのでした。

強面のおじさまたちも水鉄砲抱えて参戦
 辺りを見回すと、巨漢に全身刺青を施したおじさま方も参戦。大きな水鉄砲を抱え、道行く人に無邪気に水を浴びせています。水だけではなく、ベビーパウダーなどの白い粉も吹きかけ、みんなで大はしゃぎ♪ 童心に帰るとはまさにこのこと。
 またあるグループは、道行く車に何事か話しかけるかのように近づき、車の窓をノック。運転手さんはうっかり窓を開けたが最後、隙間から水鉄砲を突っ込まれ、車内は水鉄砲攻撃を避けることもできずに水浸し。スーパーやんちゃな水遊びがあちこちで繰り広げられていました。

一方、本堂では
 Chetawan寺院は、ご利益のある寺院として地元の方々に親しまれています。そのため、本堂のみならず、本堂前の広いスペースで水を掛け合う姿も見られません。「ここでは水かけ禁止」といった張り紙なども見当たらず、参加者の誰もが自粛している様子が伺われます。本堂内には、びしょ濡れになりながらも真剣にお参りする信者さんたちが次々と訪れ、静謐な空気が流れています。水の掛け合いとライブで大いに盛り上がる外部とは、まるで別世界のような本堂でした。

 「水かけ祭りに来るか来ないかで、これから始まる一年に大きな差が出るものだよ。いっぱい水を浴び、いっぱい水を掛けてあげなさい」と、ソンクランの常連であり寺の信者さんである地元のアンクルは語ります。
 全身を豪快に浄めてもらったお蔭で、身も心もすっきりと新年を迎えることができそうです♪


Thai Buddhist Chetawan Temple

住所
No.24, Jalan Pantai 9/7, Seksyen 10, 46000 Petaling Jaya, Selangor




写真
道行く人は全身ずぶぬれ

写真
大人も子供も屈託のない笑顔で水を掛け合います

写真
みなさん大きな水鉄砲抱えてますね〜。よく見ると、女性はバッグをビニール袋でくるみ、完全防備

写真
結構強面の方たちも参加中。よく見るとかなり大きな水鉄砲をかかえています

写真
女の子たちも負けてはいません!

写真
大きなタンクに水をいっぱい入れてやってきた家族。準備万端!

写真
子供にも容赦なく頭からバケツ水をジャバ―ッ!

写真
「おじちゃん、私の水鉄砲に水入れて〜」、「あいよ〜」という会話が行われている模様♪

写真
ウエットスーツの完璧な態勢で訪れる人たちに容赦なく水を吹きかける可憐な女の子

写真
高いところから楽しそうに水を掛ける男性陣

写真
寺院入口で、まったく濡れていない人たちに最初の一撃を浴びせる2人

写真
容赦のない水の掛け合いが繰り広げられています

写真
ずぶ濡れになりながらも、熱心にお参りする参拝者のみなさん

写真
外とはまるで別世界の本堂内

写真
本堂の中の参拝者のみなさん

写真
参加者全員歌って踊って大賑わいのライブ会場