Mika Yatsuchi  2015年4月16日号掲載

ピックアップ  ブリック・フィールズには、美味しいインドカレーの店がひしめき合っている。中でもリトル・インディアには、通りを挟んで向かい合うように、バナナリーフカレーの2大名店「Sri Paandi」と「Sri Kortumalai Pillayar」がある。真向かいにありながら、人気を二分する名店の味は、どのような違いがあるのか。今回は「Sri Paandi」のこだわりバナナリーフカレーを紹介する。

バナナリーフカレー専門店として45年!「Sri Paandi」
 スリ・パアンディ(Sri Paandi)は、バナナリーフカレーを専門に、45年にわたり営業を続けている。現在、3代目が店を引き継いでいる。野菜を使ったカレーやサイドメニューは約24種類、鶏肉やマトン、魚、蟹などのシーフドを使ったカレーはおよそ20種類と、非常にバラエティーに富んでいる。また、ご飯は、ジャスミン米かインドのバスマティ米の2種類から選べる。そして、パンの種類もチャパティーやロティチャナイ、トーセイといった南インドの代表的なパン類が揃っている。
 バナナリーフカレーにかけるカレーは、チキン、魚、ダル、ココナッツ、トマト、マトンの全6種類。通常は2、3種類のカレーを混ぜ合わせる。付け合わせの野菜がついて6リンギほど。ずらりと並んだおかずコーナーからサイドメニューをを付け足すこともできる。
 店主のムトゥクマーさんのおすすめカレーは、南インドを代表するチェティナドゥ・チキンカレー(Chettinadu chicken Curry)。スパイシーで香り高い味が病みつきになるのだそう。

バナナリーフカレーとは??
 南インドを代表する料理。バナナの葉っぱの上に、ご飯、野菜料理、ピクルス、パパドゥ(Papadum)をのせ、好みのカレーと一緒にいただく。もともとは、ベジタリアンの伝統的な食事であり、ご飯と野菜のグレイビーソースをかけたシンプルな料理。南インドからの移民によってマレーシアやシンガポールにも、ソウルフードとして根付いている。

葉っぱの折り畳み方が重要!
 食事が終わった後、バナナの葉っぱを半分に折りたたむことで、食事を終えたことを表す。ここで重要なのが、葉っぱのたたみ方。内側に向かって半分に折りたたむことで、食事を提供してくれた人に感謝する意味が込められる。逆に外側に向かって折りたたむのは、葬儀など場で弔いの念を表すのだそう。マレーシアでは、少し異なった解釈があるようで、内側に向かって折る場合は、料理に満足したという意志表示で、外側に向けて折りたたむと、料理に満足できなかったという意志表示になるそう。

お店インフォ♪
Restaurant Sri Paandi
03-2274 0464
Jalan Tun Sambanthan, Brickfields, Kuala Lumpur




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カラフルなカレーが並ぶ

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6種類のバナナリーフ用カレー

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アラカルトのおかずもいろいろ!

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米からできたパンケーキのようなパン

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まるでクレープのようなパン「トーセイ」

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「これがおすすめのチェティナドゥ・チキンカレーだよ!」

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バナナリーフカレー