1年以上前に更新された記事です。情報が古い可能性がありますので、注意してください。
Mika Yatsuchi  2014年3月6日号掲載

ピックアップ  「仕事がほんとに大好きで、昼夜をとわず働いていたわ。気づけば、結婚の適齢期を逃してしまい、今も独身なのよ」と、笑いながら話すM.S.RANI(ライ)さん(55)。とっても気さくに話すライさんは、話出すとぐっと人を惹き付ける魅力がある。

 1985年より、パーソナリティの仕事を目指し始めた。きっかけは、電話で妹と話していた際に、「お姉ちゃんの電話を通して聞こえてくる『声』は、ほんとにいい『声』だね」と、何気なく言われたことだ。妹からの些細な一言が、ナイさんに『声』を使った職業の道へと進むことを後押しした。

 当初は、パートタイムとしてパーティーやイベントなど公の場で、司会者としての経験を積んだ。その間にもオーディションを受け続けること、2年。ようやくチャンスを掴む。ラジオ・テレビ・マレーシア(RTM)のラジオセクションに、パーソナリティとして採用された。

 数ヶ月間DJしてのボイスレッスンを受け、デビューを果たす。ニュース原稿を読んだり、ラジオドラマで語り手を務めたり、また時にはゲストを招いてのトーク番組の司会を担当したりと、その仕事内容は多岐にわたり、彼女にとって非常にやりがいのあるものだった。

 ラジオの収録中、マイクに向かって話しかける時、いつも心がけていたことはと尋ねると、「丁寧さ、そして話す速度は大事ね。時には、親近感を持って語りかけるように、そして聞いている人に元気が湧いてくるような話し方を大切にしていたわ」と語るライさん。ムルデカ広場で5000人の観客を前に、司会者としての大役をまかされた時も、とても気持ちが高揚し緊張など全くしなかったという。

 何よりも人と話すことが好きというライさんは、好きなことを仕事に持てたことが喜びだという。いろんな人と会い、話をし、異なった文化や考えを柔軟に受け入れる。そして、何事にも積極的に、好奇心旺盛に取り組むことが、今までも、そしてこれまでも変わらないライさんのスタイルだ。

プロフィール
一番大切な仕事道具は??
進行リスト。いつも持ち歩いて流れをチェックしていたそう。
仕事におけるキーワード
『Love』『Happy』『Passion』
常日頃、心かけていること
冷たい飲み物は飲まない。(喉によくないため)
仕事の合間の息抜き方法
ガーデニング。読書。ダンス。軽快なドライブ

写真
M.S.RANIさん

写真
(上)ラジオドラマの収録現場
(下)公の場などで演説を代行することもあった。
政治家の先生から、
「君の声は素晴らしいと褒められたこともあるのよ」とライさん。

写真
地元紙でも何度か紹介されたことがあり、
今では大切な思い出となっている。