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Mika Yatsuchi  2012年11月8日号掲載

コラム  今月(11月)もカレンダーをめくると、嬉しいことに祝日が2回もある。先月(10月)イスラム教徒の巡礼祭「ハリラヤ・ハジ」があったばかり。次はどんな意味を持つ休みなのだろうか。

 まず11月13日にやってくるのが、冒頭でも紹介した「ディパバリ」と呼ばれる祝日だ。これはヒンドゥー教徒にとって最大の祭りで、「光の祭り」とも呼ばれる。当日は朝早くから目覚め、まずはお風呂に入ってオイルで身を清める。その後、新しいサリーやドレスに着替え、普段より少し華やかな装いで近くのヒンドゥー寺院に参拝する。夕方には、家族や親戚の家に集まったり、または自宅に友人や近所の人を招いたりして一緒に食事を楽しむのが一般的な過ごし方のようだ。こんなふうに話を聞いてみると、なんだか正月に私たちが初詣にいったり、親戚と集まったりして過ごすのと似てい る。

 続いてその2日後(15日)にやってくるのが「アワル・ムハラム(Awal Muharam)」と呼ばれる祝日で、イスラム暦でいう元旦である。「アワル(Awal)」はマレー語で「始め」、「ムハラム(Muharam)」は「イスラム暦での1月」を表す。しかし、イスラム教徒にとって一番の祭りはラマダン(断食)明けを祝う「ハリラヤ」のようで、この日は盛大に何かをするといったことはないようだ。

 それにしても一週間に2回も正月があるようで、なんだか得した気分になってしまうのは、私だけだろうか。