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国会解散&総選挙 直近には行わない ナジブ首相

 16日にケランタン州コタバルを視察したナジブ首相が、「世論調査で首相支持率が上昇したからといって、近い将来に国会を解散して総選挙に打って出るつもりは無い。ただし今後、私が発表する総選挙の日程には皆が驚くだろう」と述べた。
 マハティール元首相は最近、メルデカ・センターの最新世論調査でナジブ首相の支持率が昨年4月の就任以来最高の値を示したことに関して、勢いに乗って早急に総選挙を行うべきだと、コメントしていた。

国内各地で深刻化 砂糖が品不足に

 マレーシア国内で深刻な砂糖の品不足が発生している。
 クアラルンプール市内の雑貨店などでは砂糖品切れの状況が1週間程度続いている。市内の雑貨店の店主によれば砂糖の入荷は5月12日以降途絶えたとのことで、ラマダンが始まる前にはどうにかして欲しいと政府に窮状を訴えた。
 ジョホール市内で20年以上も雑貨店を経営しているというアブドルさんは、こんなひどい品不足は初めてだと3カ月も続く品薄状態に困惑顔だ。ジョホール市民は卸売業者が砂糖をシンガポールに横流ししているのではと、疑っているが確証はない。
 さらにタイ南部に国内業者が砂糖を横流ししているとの報道もある。しかし政府当局は状況を正確には把握してはいない模様で、品薄状態は当面続くと小売業者と消費者はため息をついている。

政府助成金撤廃で燃料油を半年ごとに 10センずつ値上げか

 助成金撤廃について具体的な政策を検討しているパフォーマンス・マネージメント・アンド・デリバリー・ユニット(Pemandu)が、2014年までの期間に燃料油価格を毎6カ月ごとに10センづつ値上げし徐々に市場実勢価格に近づけ、助成金を撤廃するという試案を5月27日に発表した。
 試案は Pemanduが組織する助成金撤廃研究所がまとめたもので、値上げは今年中旬から10センから15センの上げ幅で始めるのが望ましいとしている。
 更に試案は低所得世帯への配慮として排気量1000cc以下の乗用車の所有者には年間126リンギを支給し、排気量250cc以下のオートバイの所有者には年間54リンギを支給することを提案している。試算によればこの政策の実行で政府は4490億リンギの歳出を削減できるという。
 さらに研究所は炊事用の天然液化ガス(LGP)を今年中旬に10%値上げし、その後は年率20%値上げするよう提言。医療費については、公立クリニックと病院の外来診察の初診料を1リンギから3リンギに引き上げ、入院費を約2倍に引き上げクラス1病棟を1日あたり160リンギ、クラス2病棟を40リンギ、クラス3病棟を6リンギに引き上げるよう提言した。なお、世帯収入年間2160リンギ以下、或いは生活保護指定世帯の治療費と入院費はこれまでどおり免除されるべきとした。

〜シンガポールのMRTがモデル〜 総額500億リンギ 地下鉄の導入などで首都圏の公共交通システムを改善

 クランバレーの鉄道公共交通システムの総開発費は総額500億リンギに達するとの試算が出ている。試案にはシンガポールの地下鉄MRTシステムの導入も選択肢の1つとして検討されている。
 地元英字紙「The Star」が信頼できる筋からの消息として伝えたところによれば、500億リンギの予算は70億リンギがLRT(軽便鉄道)の拡張工事に、そして残りの430億リンギが最近浮上したMRTの開発計画にあてられる。
 消息筋によれば360億リンギがトンネル工事を含む建設と設計に、20億リンギが用地買収、30億リンギが車両に、そして20億リンギが地下商用スペースの開発に配分される。
 今年1月、ガムダ社とMMCコーポレーションがMRT共同開発計画を政府に提案している。提案は現在、国家経済活動委員会が審査中で、2、3週間以内に内閣での検討に入る見込みという。
 MRT建設計画はダマンサラとセルダン、ケポンとチュラスをつなぎKL中心部を通過する2つの幹線と、都心を中心として設置される環状線の3つの路線で構成される計画。
 KL市内中心部ではKLシティセンター、プラティナム・フェルダ、パサ・ラキャット、ラジャ・チュランに駅が建設される模様だ。
 クアラルンプールの公共鉄道路線の総延長は100万人あたり15キロメートルという割合で、シンガポール、香港、日本が平均して40キロメートルなのに対して大きく見劣りしており大規模公共鉄道の開発が必須。
 試算によればMRTの開通で、現在のところ1日あたり40万人の鉄道利用者数が2020年には200万人になる見通し。
 クアラルンプールでのMRTシステム導入は第10次マレーシアプランに組み込まれた、クアラルンプールを世界有数の都市に育成するというザ・グレーターKL計画の1部として位置づけられるものと理解されている。

団結せずに分裂ばかりしていると(星)のマレー人のように弱体化する マハティール元首相が警告

 「マレーシアのマレー人は団結しないで分裂していると、シンガポールのマレー人のように少数民族になってしまう」。
 辛口発言で知られるマハティール元首相は6月14日、トレンガヌ州の州都クアラ・トレンガヌで催されたマレー人の権利擁護を叫ぶ活動家の会合で挨拶し、このような警告をおこなった。出席者は1000人。主催者は5000人は出席すると発表していたが、「ワールドカップ」の影響で、出席者がかなり少なかったと説明している。
「マレーシアのマレー人は危機に直面していることを深く理解し、賢く行動しないと、いずれ、ほかの民族に卑屈なふるまいをする、ぺこぺこ頭を下げるしかない、何の権力ももたないシンガポールのマレー人のようになってしまう。我々が他人が我々にあげへつらうよう望むわけではないが、他人にぺこぺこするようなまねもしたくない。
 野党の多民族主義が力を持てば、マレー人は現在享有しているステータスを失うだろう。マレーシアでは実力主義はむりだ。同等の教育の機会が得られていないからだ。実力主義が採用されれば、マレー系は取り残されてしまう。他の民族よりも多くの奨学金をマレー系に提供することは正しい。政治的権力を失えば、マレー系は国家の富の配分もちゃんと受けられなくなるだろう。私は民族主義者ではないが、富の配分は機械的に均等にはできないのだ」。

ワールドカップ特需で一稼ぎ 飲食店は深夜まで試合を放映 ファン呼び込みに全力投球

 ワールドカップ南アフリカ大会が開幕し国内のサッカーファンも盛り上がりを見せる中、クアラルンプール市内のレストランやコピティアムは24時間体制で営業を続け売り上げアップを狙っている。
 南アフリカで開催されているワールドカップの試合は時差の関係でマレーシア時間の深夜に行われることが多い。そこで多くの飲食店は深夜でも店内に据え付けた大画面TVで試合の生中継を放映し客引きに躍起となっている。
 サッカーファンが盛り上がる中、各レストラン間の競争が激化し深夜生中継だけでは不十分というので、アストロのハイビジョン中継を店内で放映して他店と差をつける動きが広がっている。
 大手コピティアム・チェーンのオールドタウン・ホワイトコーヒーは6店舗でハイビジョン放送を放映中で、残る15店舗も間もなく改装が完了するという。
 熱気は大衆インドレストラン・チェーン、オリジナル・ペナン・カユ・ナシ・カンダルでも同様で、強豪チームの試合ともなるとひいきのチームを応援する声が明け方まで店内にこだましている状況だ。

ティオマンのサンゴに死滅の危機 地元ダイバー・グループが警鐘を鳴らす

 国内のダイバーグループが先ごろ、ティオマン島の海底に生息するサンゴの実態調査を行い、白色化が始まっておりティオマン島のサンゴは死滅の危機にあると警告した。
  9日、Kids Scubaのサイド・アブドル・ラフマン代表はさらにティオマン島付近の海中温度が上昇するなどの環境変化が見られると次のように報告した。
 「長年、ティオマン島でダイビングを行っている。以前の海中の水温は 25度から27度の範囲だった。ところが、今月5日と6日の調査ダイブで水温が 32度にまで上昇していることがわかった。水温の上昇が継続するならティオマン島のサンゴは死滅するだろう」。

 不動産開発のブキ・キアラ・プロパティーズ(Bukit Kiara Properties、BKP)が、屋上にビーチを設ける野心的な設計の高級コンドミニアムを建設・分譲する。
 日本人の人気居住区のひとつとしても知られるKL郊外の高級住宅地モント・キアラにつくられる37階建て「ボックス・タワー(Vox Tower)」がそれ。
 これはBKPが進めるバーブ・スイーツ(Verve Suites)プロジェクトの4ブロックの中のひとつだ。注目のビーチは370平米の本物の砂浜「Versilica Sky Beach」、となりには縦横20メートル、3メートルのスイミングプール付きだ。
 BKPによると、問題はどんな種類の砂をどこから調達するのか、だ。今、専門家に依頼して研究中。ビーチ造成の経費は200万〜300万リンギと見込んでいる。
 「「ボックス・タワー」のユニット分譲価格だが、58万リンギからの43平米ワンルームタイプから180万リンギの3ベッドルーム式までいろいろ。2013年末に完成予定だ。
▼KL中心部の最高級コンド
 プール付きと言えば、先頃、全ユニット・プール完備で話題となったOne KLCC社が開発した「One KL」がある。35階建てで、ペトロナス・ツインタワーズ向かいに位置する好立地点にある。分譲価格は300平米〜350平米のサイズで450万リンギ以上、となっている。