(12)「Mix Riceミックス・ライス(またはMixed Rice)」

コラム

 ローカル色の、ローカル食の代表と言えば「Mix Riceミックス・ライス(またはMixed Rice)」というお店。いわゆる”経済飯”ってやつです。

 街場の庶民のフードコートや、大きなショッピングセンターにもあるし、 面白いことに、ミックスライス=色んな種類のおかずの経済飯=エコノミーライス・・エコノミークラス、似てますね。マレーシアの各地のホーカーセンターには必ずと言っていいほど1軒はブースのような形で入っています。街場で単独で営業するお店も、最近増えた。主に中国系メニューが多いけど、ショッピングモールなどでは、豚肉を敢えて扱わないフードコートが多い。ムスリムの働く方達が多いからだ。もちろん、ムスリム教徒の方は豚肉などを出すお店には近づきません。それなりに店側の方針もはっきりしている。

「経済的なご飯」という文化が必然的に生まれた?
 マレーシアは、多民族国家なので、中国系、マレー系、インド系のミックス。なので彼等のお腹を満たす種類のある、選択肢のある、ミックス出来る安く手軽で「経済的なご飯」という文化が必然的に生まれたのでしょう。マレー系食だけを出すお店もあれば、混在もあり、肉を使わないベジタリアン食のお店もある。今までで種類の多さや雰囲気で圧倒されたお店は、数ある中で2軒。ジャヤモール向かいの「家香」と、ブキビンタンのタイムズスクエア地下の「フードコートのMix Rice」だった。本来ならば、自炊が基本で、和食に近いものがいいことは分かっているが、利便性と安さでたまに利用する。まさしく「経済飯」は効率よく出来ている。

フリーで飲んでいいシステム
「お茶」と「Barley」と「スープ」を自由にフリーで飲んでいいシステムのMixed Riceのお店もある。お客を引っ張るコツは、味と、清潔さと、太っ腹のサービスと、値段の安さが他店との差をつける。しかし大体は大衆食堂店なので1皿150円とか高くても260円位で済む。もっとも、おかずを好きなだけ取っていればそりゃその分、値段はアップしますが。こういうシステムはマレーシアでは当たり前ですよね。ただし、油もの料理が多いので、その辺は気分と体調と健康志向を合わせる必要あり。自分が経営するなら、油なしの野菜関係を入れたり、健康食も意識するんだがマレーシアの経済飯のポリシーが、まだそこまで行ってないのが残念だ。でも、種類の多さに驚きます。バラエティに驚きます。安さに驚きます。・・・・・庶民的すぎて驚きます。・・・・・・・・・・・驚いてそれに驚きます。・・今日の経済飯に、久しぶりに、気持ちが轟(とどろき)ました。


写真
例えば、コタ・ダマンサラ店ですが、常時80種類以上のおかずがあり・・・・

写真
お茶や熱いスープも無料だ。
こういうサービスが無いところは、お客も少ない

写真
この2つの皿と+鶏のモミジ入り、大根入りの無料ス-プと+無料の中国茶アイスで、2人分14リンギだった。
絶対安いよ。 1皿RM5~7位。

写真
ブキビンタンの「タイムズスクエア」の地下です。
種類の多さに驚き