日本・マレーシア外交関係樹立60周年、キックオフ!

ピックアップ  日本・マレーシア外国関係樹立60周年を迎える記念すべき本年。在マレーシア日本大使公邸にて60周年記念式典が開催されました。文化、教育を含む幅広い分野において記念事業の開催が今後予定されており、本式典はそのキックオフとの位置づけ。キックオフにふさわしく、当日は、60周年公式ロゴデザイン者への表彰式が行われるなど、華やかなセレモニーとなりました。

心と心の通じ合う関係を
 式典開始にともない、宮川大使がまずは挨拶。「ルックイースト政策発足から35年以上。今なお、マレーシアと日本の関係は燦然と輝いています。安全・防衛面などの分野においても強い絆を保ち、双方発展のため、心の通じ合う関係を維持していきたい」と述べました。

60周年公式ロゴデザイン表彰式
60周年を記念するロゴは、87件の公募から、マレーシア人のモハマド・ファイザル・ビン・オマールさんによるデザインが採用され、当会場で表彰状と記念品が授与されました。ロゴは「60周年」を強調する、シンプルながら実にインパクトのある作品。在マレーシア邦人のみならず、地元のみなさまにも広く認識され、愛される存在となってもらいたいですね。

マレーシア柔道連盟に141枚の畳が贈呈されました~その経緯とは!?~
 さて、本式典では、マレーシア柔道連盟に対し、141枚に及ぶ畳の目録が贈呈されました。贈呈式終了後に宮川大使よりその理由が述べられ、式典参列者一同から大いに歓声が上がりました。その理由とは。「マレーシアでは、数多くの方がテコンドーを学んでいます。テコンドー普及の理由を尋ねたところ、『テコンドーは畳が必要ないため、気軽に始められる』との回答を得て驚きました。『これはぜひ畳をマレーシアのみなさまにお届けしなければ!』との流れとなり、本日に至ります」。60周年をきっかけに、マレーシアで柔道がますます普及しますように!

マレーシアで活躍する演奏家による記念コンサート
 会場では、マレーシアで活躍する演奏家による記念コンサートが催されました。中川恵子氏のフルート(マレーシア国立交響楽団首席フルート奏者)、ブライアン・リー氏のハープによる“春の海”(宮城道雄作曲)でコンサートはスタート。本来は箏と尺八の二重奏を、今回はフルートとハープで再現。ところが、その音色はまさに箏と尺八。目を閉じると、まるでオリジナルの“春の海”を聴いているかのよう。きらきらと光る穏やかな瀬戸内の海、ときに荒れる海を容易にイメージさせる豊かな演奏で、来賓のみなさまを一気に“日本”へといざないます。オスマン規子氏のフルートも加わり、“花のワルツ”(チャイコフスキー)で第1セッションのフィナーレを華麗に飾ります。続く第2セッションでは、ハルダンゲルヴァイオリンの山瀬理桜氏ならびにピアニストの中村真理氏が観客と一体となる演奏を披露。宮崎駿監督による短編アニメーション「水グモもんもん」の音楽監督を務めたことでも知られる山瀬氏。この日は「水グモもんもん」も当会場で演奏され、セレモニーを盛り上げました。




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60周年公式ロゴ

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ロゴをデザインしたモハマド・ファイザル・ビン・オマールさん(左)と、
表彰状と記念品を授与する宮川大使

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マレーシア柔道連盟に畳141枚を贈呈

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オスマン規子氏、中川恵子氏、ブライアン・リー氏(左から)による
華やかな”花のワルツ”の演奏

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ハルダンゲルヴァイオリンで会場を盛り上げる山瀬理桜氏